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2020年10月18日10月18日に青森県下北地方でM1.9・震度1、1年5ヶ月ぶりの有感地震

10月18日に青森県下北地方でM1.9・震度1、1年5ヶ月ぶりの有感地震


 

気象庁の震度データベースによると2020年10月18日11:29に青森県下北地方でM1.9・震度1の地震が発生していた。速報では伝えられていなかった地震。これにより青森県下北地方では511日ぶりの有感地震が記録されたこととなる。

 

青森県下北地方における今回の地震について

2020年10月18日11:29 M1.9・震度1 青森県下北地方(深さ約6km)

青森県下北地方で有感地震が観測されたのは2019年05月26日のM1.5・震度1以来511日ぶり。今回の震源からは約46km離れた場所で深さは7kmであった。その前は2018年07月28日のM3.6・震度1で、今回の震源から約52km離れた場所で深さは94kmであった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震12事例のうち、その後1ヶ月以内に青森県下北地方を含む東北地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは12事例中7例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に東北地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.1に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、東北地方への繋がりは通常程度と言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

青森県下北地方と東北地方の最近の地震活動

青森県下北地方で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が4回であるのに対し2019年に青森県下北地方における1週間平均値は4回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

青森県下北地方を含む東北地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は922回で、2019年に東北地方で記録された地震数は1週間当たり790回であったので、東北地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては1回目。青森県下北地方では2019年に1回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計0回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

青森県下北地方における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
1972年04月25日 M5.1 震度3 青森県下北地方
1947年03月15日 M5.5 震度3 青森県下北地方

青森県下北地方を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月12日の宮城県沖M6.2・震度4が挙げられる。
 

青森県下北地方の過去の地震データ

1919年以降、青森県下北地方で発生してきた有感地震は41回でそのうちM5.0以上は2回だが、M6.0以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1947年03月15日のM5.5・震度3で深さは34kmであった。

青森県下北地方において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1947年03月15日 M5.5 震度3 青森県下北地方
1972年04月25日 M5.1 震度3 青森県下北地方

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1947年03月15日に青森県下北地方でM5.5・震度3の地震が約14kmの距離(深さ34km)で起きていた他、1934年10月30日に陸奥湾でM5.5・震度2の地震が約18kmの距離(深さ158km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1934年10月30日に約18kmの距離で発生した陸奥湾M5.5・震度2(深さ158km)であった。
 

東北地方と青森県下北地方における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は東北地方など方面別予測が現在348予測。また青森県下北地方など震源地別予測が現在1325予測となっている。

方面別予測において現在、計348予測中、Aクラスは10予測、Bクラスは48予測、Cクラスは290予測。このうち東北地方に対してはAクラス予測が4予測、Bクラス予測が16予測、Cクラス予測が6予測となっている。

また震源地予測では現在、計1325予測中、Aクラスが15予測、Bクラスが102予測、Cクラスが1208予測となっており、このうち青森県下北地方に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では東北地方の現在の危険度は100%以上、青森県下北地方の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」青森県下北地方M1.9の類似12事例以後の発震傾向性

今回の青森県下北地方M1.9の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた12件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

青森県下北地方を含む東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは12事例中7例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に東北地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.1に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、東北地方への繋がりは通常程度と言える。

東北地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

三陸沖 12事例中3例
福島県沖 12事例中3例
青森県東方沖 12事例中3例
宮城県沖 12事例中1例
岩手県沖 12事例中1例
 

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※画像は気象庁より。