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2020年10月24日鳥取県中部で2ヶ月ぶり有感M2.6・震度1、2016年M6.6鳥取県中部地震の震源付近

鳥取県中部で2ヶ月ぶり有感M2.6・震度1、2016年M6.6鳥取県中部地震の震源付近


 

気象庁によると2020年10月24日14:14に鳥取県中部でM2.6・震度1の地震が発生した。鳥取県中部で有感地震が記録されたのは58日ぶり。今年8回目となる有感地震であった。

 

鳥取県中部における今回の地震について

2020年10月24日14:14 M2.6・震度1 鳥取県中部(深さ約10km)

鳥取県中部で有感地震が観測されたのは2020年08月28日のM3.9・震度2以来58日ぶり。今回の震源からは約5km離れた場所で深さは11kmであった。その前は2020年08月24日のM1.9・震度1で、今回の震源から約5km離れた場所で深さは6kmであった。

今回の震源付近では上記の通り最近も近い位置で有感地震が観測されており、2020年に発生した7回の地震もすべて今回の震源付近であった。これらは2016年10月21日のM6.6・震度6弱鳥取県中部地震の震源付近である。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震22事例のうち、その後1ヶ月以内に鳥取県中部を含む中国地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは22事例中1例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に中国地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.2に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、中国地方への繋がりはやや多いと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の関西地方における繋がりは22事例中3例で平均発生頻度1に対し1.3とやや多い、九州地方における繋がりは22事例中2例で平均発生頻度1に対し0.7でやや少ないという結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

鳥取県中部と中国地方の最近の地震活動

鳥取県中部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が33回であるのに対し2019年に鳥取県中部における1週間平均値は43回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

鳥取県中部を含む中国地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は112回で、2019年に中国地方で記録された地震数は1週間当たり131回であったので、中国地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては8回目。鳥取県中部では2019年に7回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計7回のうちM3.0未満だったのが5回、M3.0~3.9が2回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

鳥取県中部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2016年10月21日 M5.0 震度4 鳥取県中部
2016年10月21日 M6.6 震度6弱 鳥取県中部
2002年09月16日 M5.5 震度4 鳥取県中部
1985年07月02日 M5.1 震度2 鳥取県中部
1983年10月31日 M6.2 震度4 鳥取県中部

鳥取県中部を含む中国地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。
 

鳥取県中部の過去の地震データ

1919年以降、鳥取県中部で発生してきた有感地震は683回でそのうちM5.0以上であったのが19回、M6.0以上が4回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2016年10月21日のM6.6・震度6弱で深さは11kmであった。

鳥取県中部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2016年10月21日 M6.6 震度6弱 鳥取県中部
1943年09月11日 M6.2 震度4 鳥取県中部
1983年10月31日 M6.2 震度4 鳥取県中部
1943年09月10日 M6.0 震度4 鳥取県中部
1943年09月28日 M5.9 震度3 鳥取県中部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1943年09月12日に鳥取県中部でM5.1・震度3の地震が約3kmの距離(深さ20km)で起きていた他、1943年09月12日に鳥取県中部でM5.5・震度3の地震が約5kmの距離(深さ9km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2016年10月21日に約6kmの距離で発生した鳥取県中部M6.6・震度6弱(深さ11km)であった。
 

中国地方と鳥取県中部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中国地方など方面別予測が現在347予測。また鳥取県中部など震源地別予測が現在1313予測となっている。

方面別予測において現在、計347予測中、Aクラスは9予測、Bクラスは48予測、Cクラスは290予測。このうち中国地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が15予測となっている。

また震源地予測では現在、計1313予測中、Aクラスが14予測、Bクラスが102予測、Cクラスが1197予測となっており、このうち鳥取県中部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが4予測となっている。

通常時との比較では中国地方の現在の危険度は100%以下、鳥取県中部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」鳥取県中部M2.6の類似22事例以後の発震傾向性

今回の鳥取県中部M2.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた22件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

鳥取県中部を含む中国地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは22事例中1例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に中国地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.2に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、中国地方への繋がりはやや多いと言える。

中国地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

島根県東部 22事例中1例

また、関西地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが22事例中3例、九州地方では22事例中2例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の関西地方における繋がりは22事例中3例で平均発生頻度1に対し1.3とやや多い、九州地方における繋がりは22事例中2例で平均発生頻度1に対し0.7でやや少ないという結果であった。

関西地方及び九州地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

三重県南部 22事例中1例
兵庫県北部 22事例中1例
三重県南東沖 22事例中1例

大隅半島東方沖 22事例中1例
薩摩半島西方沖 22事例中1例
 

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※画像は気象庁より。