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2020年10月25日ソロモン諸島でM5.2、07月18日M5.8地震の震源付近

ソロモン諸島でM5.2、07月18日M5.8地震の震源付近


 

USGSによると日本時間2020年10月25日20:04にソロモン諸島でM5.2の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年07月18日にソロモン諸島でM5.8の地震が今回の震源からは約23km離れた場所で起きていた。

 

ソロモン諸島における今回の地震について

日本時間2020年10月25日20:04 M5.2 ソロモン諸島(深さ約72km)

ソロモン諸島でM5.0以上地震が観測されたのは2020年10月08日のM5.0以来17日ぶりで今年22回目。前回の地震は今回の震源から約203km離れた位置であった。その前は2020年07月31日のM5.2で、今回の震源から約579km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源から距離100km以内と比較的近い位置では海外時間(UTC)2020年07月18日にソロモン諸島でM5.8の地震が今回の震源からは約23km離れた場所で起きていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震49事例のうち、その後1ヶ月以内にソロモン諸島を含む大洋州でM7クラス以上の地震が起きていたのは49事例中27例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に大洋州で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.0に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、大洋州への繋がりは通常程度と言える。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のアジアにおける繋がりは49事例中25例で平均発生頻度1に対し0.9と通常程度、北太平洋における繋がりは49事例中9例で平均発生頻度1に対し1.4でやや多いという結果であった。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の49事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは49事例中8例であった。これは通常時の1に対し0.7でやや少ないと言える。
 

ソロモン諸島の最近の地震活動

ソロモン諸島における最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が5回。2019年にソロモン諸島の1ヶ月当たり平均発生数は45.5回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が少ないと言える状態である。

ソロモン諸島では2019年にM6.0以上の地震が3回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年にソロモン諸島で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年01月26日 M6.2 ソロモン諸島(深さ約355km)
2019年05月03日 M6.2 ソロモン諸島(深さ約27km)
2019年08月20日 M6.0 ソロモン諸島(深さ約37km)
2019年01月26日 M5.7 ソロモン諸島(深さ約36km)
2019年07月02日 M5.7 ソロモン諸島(深さ約43km)
※海外時間(UTC)

ソロモン諸島では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が2回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年にソロモン諸島で発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年01月27日 M6.3 ソロモン諸島(深さ約21km)
2020年01月29日 M6.0 ソロモン諸島(深さ約87km)
2020年07月18日 M5.8 ソロモン諸島(深さ約48km)
2020年03月18日 M5.5 ソロモン諸島(深さ約10km)
2020年06月15日 M5.4 ソロモン諸島(深さ約10km)
 

ソロモン諸島の過去の地震データ

1901年以降、ソロモン諸島で発生してきたM6.0以上の地震は267回でそのうちM7.0以上であったのが44回。20世紀以降、過去最大だったのは2007年04月01日のM8.1で深さは約24kmであった。

ソロモン諸島で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2007年04月01日 M8.1 ソロモン諸島(深さ約24km)
2013年02月06日 M8.0 ソロモン諸島(深さ約24km)
1931年10月03日 M7.9 ソロモン諸島(深さ約15km)
1939年01月30日 M7.8 ソロモン諸島(深さ約35km)
1939年04月30日 M7.8 ソロモン諸島(深さ約15km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1926年04月12日にソロモン諸島でM7.3の地震が約10kmの距離(深さ15km)で起きていた他、1937年09月15日にソロモン諸島でM6.7の地震が約15kmの距離(深さ35km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1931年10月03日に91kmの距離で発生したソロモン諸島 M7.9(深さ15km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

大洋州とソロモン諸島における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大洋州など方面別予測が現在654予測。またソロモン諸島など震源地別予測が現在3,062予測となっている。

方面別予測において現在、計654予測中、Aクラスは28予測、Bクラスは140予測、Cクラスは486予測。このうち大洋州に対してはAクラス予測が12予測、Bクラス予測が45予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計3,062予測中、Aクラスが28予測、Bクラスが194予測、Cクラスが2,840予測となっており、このうちソロモン諸島に対してはAクラスが0予測、Bクラスが6予測、Cクラスが46予測となっている。

通常時との比較では大洋州の現在の危険度は100%以上、ソロモン諸島の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」ソロモン諸島M5.2の類似49事例以降の発震傾向性

今回のソロモン諸島M5.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた49件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

ソロモン諸島を含む大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは49事例中27例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に大洋州で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.0に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、大洋州への繋がりは通常程度と言える。

大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

パプアニューギニア 49事例中13例
フィジー 49事例中5例
ケルマデック諸島 49事例中4例
バヌアツ 49事例中4例
トンガ 49事例中4例
ソロモン諸島 49事例中3例
ニュージーランド 49事例中2例
ロイヤリティ諸島 49事例中2例
サモア 49事例中1例
ニューカレドニア 49事例中1例

それ以外ではアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが49事例中25例、北太平洋では49事例中9例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のアジアにおける繋がりは49事例中25例で平均発生頻度1に対し0.9と通常程度、北太平洋における繋がりは49事例中9例で平均発生頻度1に対し1.4でやや多いという結果であった。

アジア及び北太平洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

インドネシア 49事例中11例
日本 49事例中8例
フィリピン 49事例中4例
マリアナ諸島 49事例中4例
中国 49事例中3例
東ティモール 49事例中2例
ミクロネシア 49事例中2例
北朝鮮 49事例中1例
セレベス海 49事例中1例
パキスタン 49事例中1例

アリューシャン列島 49事例中7例
ハワイ 49事例中2例

また、今回のソロモン諸島における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは49事例中8例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し0.7でやや少ないという結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1981年01月19日 M7.0・震度4 三陸沖
1987年01月09日 M6.6・震度5 岩手県沿岸北部
2004年05月30日 M6.7・震度1 関東東方沖
2005年01月19日 M6.8・震度1 関東東方沖
2008年09月11日 M7.1・震度5弱 十勝沖
2011年03月09日 M7.3・震度5弱 三陸沖
2013年10月26日 M7.1・震度4 福島県沖
2020年04月18日 M6.8・震度4 小笠原諸島西方沖
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。