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2020年10月26日和歌山県北部でM4.0・震度2、M4を超える規模の地震はおよそ2年ぶり

和歌山県北部でM4.0・震度2、M4を超える規模の地震はおよそ2年ぶり


 

気象庁によると2020年10月26日06:35に和歌山県北部でM4.0・震度2の地震が発生した。和歌山県北部でM4を超える規模の地震が起きたのはおよそ2年ぶり。

 

和歌山県北部における今回の地震について

2020年10月26日06:35 M4.0・震度2 和歌山県北部(深さ約70km)

和歌山県北部で有感地震が観測されたのは2020年09月15日のM2.1・震度1以来41日ぶり。今回の震源からは約49km離れた場所で深さは6kmであった。その前は2020年09月08日のM2.5・震度2で、今回の震源から約42km離れた場所で深さは4kmであった。

和歌山県北部を震源とする地震がM4を超える規模で起きたのは2018年12月03日のM4.0・震度3以来およそ2年ぶり。

今回の震源は奈良県との県境に近い位置で、過去には1985年01月06日にM5.8・震度4が約6kmとごく近くで発生していた。深さも70kmと今回と同程度であった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震17事例のうち、その後1ヶ月以内に和歌山県北部を含む関西地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中部地方における繋がりは17事例中2例で平均発生頻度1に対し1.4とやや多い、中国地方における繋がりは17事例中1例で平均発生頻度1に対し1.6で多いという結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

和歌山県北部と関西地方の最近の地震活動

和歌山県北部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が61回であるのに対し2019年に和歌山県北部における1週間平均値は77回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

和歌山県北部を含む関西地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は278回で、2019年に関西地方で記録された地震数は1週間当たり340回であったので、関西地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては18回目。和歌山県北部では2019年に28回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計17回のうちM3.0未満だったのが17回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

和歌山県北部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2011年07月05日 M5.5 震度5強 和歌山県北部
1999年08月21日 M5.6 震度5弱 和歌山県北部
1994年05月08日 M5.0 震度3 和歌山県北部
1987年05月09日 M5.6 震度3 和歌山県北部
1985年01月06日 M5.5 震度3 和歌山県北部

和歌山県北部を含む関西地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月07日の三重県南東沖M5.3・震度2が挙げられる。
 

和歌山県北部の過去の地震データ

1919年以降、和歌山県北部で発生してきた有感地震は1,742回でそのうちM5.0以上であったのが18回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1940年11月18日のM6.3・震度4で深さは50kmであった。

和歌山県北部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1940年11月18日 M6.3 震度4 和歌山県北部
1973年11月25日 M5.9 震度4 和歌山県北部
1929年11月20日 M5.8 震度4 和歌山県北部
1985年01月06日 M5.8 震度4 和歌山県北部
1973年11月25日 M5.7 震度4 和歌山県北部

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1944年07月02日に和歌山県北部でM5.3・震度3の地震が約4kmの距離(深さ70km)で起きていた他、1985年01月06日に和歌山県北部でM5.8・震度4の地震が約6kmの距離(深さ70km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1985年01月06日に約6kmの距離で発生した和歌山県北部M5.8・震度4(深さ70km)であった。
 

関西地方と和歌山県北部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関西地方など方面別予測が現在347予測。また和歌山県北部など震源地別予測が現在1313予測となっている。

方面別予測において現在、計347予測中、Aクラスは9予測、Bクラスは48予測、Cクラスは290予測。このうち関西地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が22予測となっている。

また震源地予測では現在、計1313予測中、Aクラスが14予測、Bクラスが102予測、Cクラスが1197予測となっており、このうち和歌山県北部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが5予測となっている。

通常時との比較では関西地方の現在の危険度は100%以下、和歌山県北部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」和歌山県北部M4.0の類似17事例以後の発震傾向性

今回の和歌山県北部M4.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた17件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

今回の和歌山県北部M4.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた事例について、和歌山県北部を含む関西地方でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかったあるいは該当事例は見当たらなかった。

また、中部地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが17事例中2例、中国地方では17事例中1例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中部地方における繋がりは17事例中2例で平均発生頻度1に対し1.4とやや多い、中国地方における繋がりは17事例中1例で平均発生頻度1に対し1.6で多いという結果であった。

中部地方及び中国地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

東海道南方沖 17事例中1例
長野県北部 17事例中1例

鳥取県西部 17事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。