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2020年10月31日グリーンランド東方のヤンマイエン島付近でM5.7地震、M6クラス以上は2年ぶり

グリーンランド東方のヤンマイエン島付近でM5.7地震、M6クラス以上は2年ぶり


 

USGSによると日本時間2020年10月31日07:56にグリーンランド東方のヤンマイエン島付近でM5.7の地震が発生した。

 

ヤンマイエン島における今回の地震について

日本時間2020年10月31日07:56 M5.7 ヤンマイエン島(深さ約10km)

今回の地震は2020年に世界で発生したM5.5以上の地震としては2020年10月31日にペルーで発生したM5.5以来で、2020年としては334回目となる(発生日時は日本時間)。

ヤンマイエン島でM5.5以上の地震が観測されたのは海外時間(UTC)2018年11月09日のM6.7以来722日ぶりで今年1回目。前回の地震は今回の震源から約866km離れた位置であった。その前は海外時間(UTC)2012年08月30日のM6.8で、今回の震源から約796km離れていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震17事例のうち、その後1ヶ月以内にヤンマイエン島を含む北極・南極でM7クラス以上の地震が起きていたのは17事例中1例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に北極・南極で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合3.8に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、北極・南極への繋がりは多いと言える。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の大西洋における繋がりは17事例中2例で平均発生頻度1に対し1.0と通常程度と言える。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の17事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは17事例中2例であった。これは通常時の1に対し0.5で少ないと言える。
 

ヤンマイエン島の最近の地震活動

ヤンマイエン島における最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が1回。2019年にヤンマイエン島の1ヶ月当たり平均発生数は1回以下であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が多いと言える状態である。

ヤンマイエン島では2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

ヤンマイエン島では2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。

2020年にヤンマイエン島で発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年10月08日 M5.0 ヤンマイエン島(深さ約10km)
2020年02月19日 M4.5 ヤンマイエン島(深さ約10km)
2020年08月26日 M4.5 ヤンマイエン島(深さ約10km)
 

ヤンマイエン島の過去の地震データ

1901年以降、ヤンマイエン島で発生してきたM6.0以上の地震は12回でそのうちM7.0以上であったのが0回。20世紀以降、過去最大だったのは2012年08月30日のM6.8で深さは約14kmであった。

ヤンマイエン島で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2012年08月30日 M6.8 ヤンマイエン島(深さ約14km)
2018年11月09日 M6.7 ヤンマイエン島(深さ約10km)
1922年04月08日 M6.5 ヤンマイエン島(深さ約15km)
1923年10月10日 M6.5 ヤンマイエン島(深さ約15km)
1975年04月16日 M6.5 ヤンマイエン島(深さ約13km)
※海外時間(UTC)

今回の震源から約300km以内ではこれまでM6.5以上のM7クラス地震は起きてこなかった。
 

北極・南極とヤンマイエン島における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北極・南極など方面別予測が現在712予測。またヤンマイエン島など震源地別予測が現在3,331予測となっている。

方面別予測において現在、計712予測中、Aクラスは31予測、Bクラスは149予測、Cクラスは532予測。このうち北極・南極に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が37予測となっている。

また震源地予測では現在、計3,331予測中、Aクラスが28予測、Bクラスが204予測、Cクラスが3,099予測となっており、このうちヤンマイエン島に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが19予測となっている。

通常時との比較では北極・南極の現在の危険度は100%以上、ヤンマイエン島の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」ヤンマイエン島M5.7の類似17事例以降の発震傾向性

今回のヤンマイエン島M5.7の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた17件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

ヤンマイエン島を含む北極・南極で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは17事例中1例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に北極・南極で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合3.8に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、北極・南極への繋がりは多いと言える。

北極・南極で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

バレニー諸島 17事例中1例

それ以外では大西洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが17事例中2例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の大西洋における繋がりは17事例中2例で平均発生頻度1に対し1.0と通常程度と言える。

大西洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

南サンドイッチ諸島 17事例中1例
スコシア海 17事例中1例

また、今回のヤンマイエン島における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは17事例中2例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し0.5で少ないという結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1992年10月30日 M6.7・震度2 鳥島近海
2018年09月06日 M6.7・震度7 胆振地方中東部(平成30年北海道胆振東部地震)
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。