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2020年11月01日中米コスタリカでM5.2、08月24日M6.0地震の震源周辺

中米コスタリカでM5.2、08月24日M6.0地震の震源周辺


 

USGSによると日本時間2020年11月01日14:01に中米のコスタリカでM5.2の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年08月25日にコスタリカでM6.0の地震が今回の震源からは約72km離れた場所で起きていた。

 

コスタリカにおける今回の地震について

日本時間2020年11月01日14:01 M5.2 コスタリカ(深さ約72km)

コスタリカでM5.0以上地震が観測されたのは2020年08月24日のM6.0以来68日ぶりで今年6回目。前回の地震は今回の震源から約72km離れた位置であった。その前は2020年04月15日のM5.1で、今回の震源から約243km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源から距離100km以内と比較的近い位置では海外時間(UTC)2020年08月24日にコスタリカでM6.0の地震が今回の震源からは約72km離れた場所で起きていた。

今回の震源周辺では上記の通り08月24日のM6.0の他、2017年11月13日にはM6.5のM7クラス地震が距離約67kmで起きていた。これらの地震は深さ約27km、約19kmとそれぞれ今回より浅い位置であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震21事例のうち、その後1ヶ月以内にコスタリカを含む中南米でM7クラス以上の地震が起きていたのは21事例中9例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に中南米で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.5に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、中南米への繋がりは多いと言える。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の北米における繋がりは21事例中3例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度と言える。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の21事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは21事例中6例であった。これは通常時の1に対し1.3でやや多いと言える。
 

コスタリカの最近の地震活動

コスタリカにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が0回。2019年にコスタリカの1ヶ月当たり平均発生数は1.8回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が少ないと言える状態である。

コスタリカでは2019年にM6.0以上の地震が0回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

コスタリカでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が1回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年にコスタリカで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年08月24日 M6.0 コスタリカ(深さ約27km)
2020年01月21日 M5.3 コスタリカ(深さ約11km)
2020年01月21日 M5.2 コスタリカ(深さ約12km)
2020年03月07日 M5.2 コスタリカ(深さ約40km)
2020年04月15日 M5.1 コスタリカ(深さ約24km)
 

コスタリカの過去の地震データ

1901年以降、コスタリカで発生してきたM6.0以上の地震は44回でそのうちM7.0以上であったのが9回。20世紀以降、過去最大だったのは1991年04月22日のM7.6で深さは約10kmであった。

コスタリカで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1991年04月22日 M7.6 コスタリカ(深さ約10km)
2012年09月05日 M7.6 コスタリカ(深さ約35km)
1950年10月05日 M7.5 コスタリカ(深さ約98km)
1941年12月05日 M7.3 コスタリカ(深さ約20km)
1990年03月25日 M7.3 コスタリカ(深さ約22km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1924年03月04日にコスタリカでM7.1の地震が約28kmの距離(深さ15km)で起きていた他、1992年03月07日にコスタリカでM6.6の地震が約33kmの距離(深さ79km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1990年03月25日に83kmの距離で発生したコスタリカ M7.3(深さ22km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

中南米とコスタリカにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中南米など方面別予測が現在700予測。またコスタリカなど震源地別予測が現在3,265予測となっている。

方面別予測において現在、計700予測中、Aクラスは32予測、Bクラスは145予測、Cクラスは523予測。このうち中南米に対してはAクラス予測が5予測、Bクラス予測が44予測、Cクラス予測が11予測となっている。

また震源地予測では現在、計3,265予測中、Aクラスが29予測、Bクラスが204予測、Cクラスが3,032予測となっており、このうちコスタリカに対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが32予測となっている。

通常時との比較では中南米の現在の危険度は100%以上、コスタリカの危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」コスタリカM5.2の類似21事例以降の発震傾向性

今回のコスタリカM5.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた21件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

コスタリカを含む中南米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは21事例中9例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に中南米で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.5に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、中南米への繋がりは多いと言える。

中南米で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

チリ 21事例中3例
ペルー 21事例中3例
コスタリカ 21事例中1例
パナマ 21事例中1例
エクアドル 21事例中1例
エルサルバドル 21事例中1例
ブラジル 21事例中1例
メキシコ 21事例中1例
グアテマラ 21事例中1例
コロンビア 21事例中1例

それ以外では北米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが21事例中3例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の北米における繋がりは21事例中3例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度と言える。

北米で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

カナダ 21事例中2例
アラスカ 21事例中1例

また、今回のコスタリカにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは21事例中6例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し1.3でやや多いという結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1977年12月21日 M6.0・震度3 硫黄島近海
1982年09月06日 M6.6・震度3 鳥島近海
1990年09月24日 M6.6・震度3 東海道南方沖
2003年09月26日 M8.0・震度6弱 十勝沖(2003年十勝沖地震)
2010年11月30日 M7.1・震度3 小笠原諸島西方沖
2013年02月02日 M6.5・震度5強 十勝地方南部
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。