• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年11月01日千葉県北東部でM3.7・震度2、05月06日M5.6・震度4震源付近

千葉県北東部でM3.7・震度2、05月06日M5.6・震度4震源付近


 

気象庁によると2020年11月01日19:40に千葉県北東部でM3.7・震度2の地震が発生した。千葉県北東部で有感地震が記録されたのは19日ぶり。今年18回目となる有感地震であった。

 

千葉県北東部における今回の地震について

2020年11月01日19:40 M3.7・震度2 千葉県北東部(深さ約60km)

千葉県北東部で有感地震が観測されたのは2020年10月13日のM3.0・震度1以来19日ぶり。今回の震源からは約8km離れた場所で深さは49kmであった。その前は2020年09月11日のM3.9・震度2で、今回の震源から約23km離れた場所で深さは37kmであった。

今回の震源は05月04日のM5.6・震度4から約10kmと近い位置であった。M5.6の震源の深さは48kmであった。前回10月13日のM3.0・震度1と同様、05月04日のM5.6付近で有感地震が続いたこととなる。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震40事例のうち、その後1ヶ月以内に千葉県北東部を含む関東地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは40事例中10例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.7に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりはやや少ないと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは40事例中18例で平均発生頻度1に対し0.7とやや少ない、伊豆・小笠原における繋がりは40事例中10例で平均発生頻度1に対し0.8で通常程度という結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

千葉県北東部と関東地方の最近の地震活動

千葉県北東部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が8回であるのに対し2019年に千葉県北東部における1週間平均値は14回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

千葉県北東部を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は575回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては18回目。千葉県北東部では2019年に15回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計17回のうちM3.0未満だったのが4回、M3.0~3.9が9回、M4.0~4.9が3回、M5.0以上が1回となっている。

千葉県北東部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年05月04日 M5.6 震度4 千葉県北東部
2019年05月25日 M5.1 震度5弱 千葉県北東部
2018年10月12日 M5.2 震度4 千葉県北東部
2018年05月17日 M5.3 震度4 千葉県北東部
2017年02月19日 M5.4 震度4 千葉県北東部

千葉県北東部を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月07日の茨城県沖M5.2・震度3が挙げられる。
 

千葉県北東部の過去の地震データ

1919年以降、千葉県北東部で発生してきた有感地震は770回でそのうちM5.0以上であったのが50回、M6.0以上が3回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2005年04月11日のM6.1・震度5強で深さは52kmであった。

千葉県北東部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2005年04月11日 M6.1 震度5強 千葉県北東部
1935年02月20日 M6.0 震度3 千葉県北東部
1955年07月24日 M6.0 震度4 千葉県北東部
1973年09月30日 M5.9 震度4 千葉県北東部
1973年10月01日 M5.8 震度4 千葉県北東部

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1989年03月06日に千葉県東方沖でM6.0・震度5の地震が約1kmの距離(深さ56km)で起きていた他、1933年03月03日に千葉県北東部でM5.0・震度2の地震が約1kmの距離(深さ51km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1924年08月06日に約8kmの距離で発生した千葉県東方沖M6.3・震度3(深さ33km)であった。
 

関東地方と千葉県北東部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在307予測。また千葉県北東部など震源地別予測が現在1176予測となっている。

方面別予測において現在、計307予測中、Aクラスは9予測、Bクラスは40予測、Cクラスは258予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が1予測、Bクラス予測が2予測、Cクラス予測が19予測となっている。

また震源地予測では現在、計1176予測中、Aクラスが14予測、Bクラスが93予測、Cクラスが1069予測となっており、このうち千葉県北東部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが11予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は100%前後、千葉県北東部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」千葉県北東部M3.7の類似40事例以後の発震傾向性

今回の千葉県北東部M3.7の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた40件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

千葉県北東部を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは40事例中10例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.7に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりはやや少ないと言える。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

茨城県沖 40事例中4例
千葉県東方沖 40事例中3例
茨城県南部 40事例中3例
関東東方沖 40事例中1例

また、東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが40事例中18例、伊豆・小笠原では40事例中10例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは40事例中18例で平均発生頻度1に対し0.7とやや少ない、伊豆・小笠原における繋がりは40事例中10例で平均発生頻度1に対し0.8で通常程度という結果であった。

東北地方及び伊豆・小笠原で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

三陸沖 40事例中6例
福島県沖 40事例中5例
宮城県沖 40事例中5例
岩手県沖 40事例中3例
青森県東方沖 40事例中3例
福島県会津 40事例中1例
岩手県内陸北部 40事例中1例

小笠原諸島西方沖 40事例中6例
鳥島近海 40事例中2例
八丈島東方沖 40事例中1例
新島・神津島近海 40事例中1例
父島近海 40事例中1例
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。