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2020年11月05日周防灘でM2.6・震度1、181日ぶり今年3回目の有感地震

周防灘でM2.6・震度1、181日ぶり今年3回目の有感地震


 

気象庁によると2020年11月05日13:22に周防灘でM2.6・震度1の地震が発生した。周防灘で有感地震が記録されたのは181日ぶり。今年3回目となる有感地震であった。

 

周防灘における今回の地震について

2020年11月05日13:22 M2.6・震度1 周防灘(深さ約20km)

周防灘で有感地震が観測されたのは2020年05月08日のM2.9・震度1以来181日ぶり。今回の震源からは約13km離れた場所で深さは13kmであった。その前は2020年01月29日のM3.0・震度1で、今回の震源から約7km離れた場所で深さは15kmであった。

今回の震源付近には周防灘断層帯が走っており、M7.1~M7.6程度の地震が30年以内に最大4%の確率で予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震10事例のうち、その後1ヶ月以内に周防灘を含む中国地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは10事例中1例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に中国地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合2.7に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、中国地方への繋がりは多いと言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

周防灘と中国地方の最近の地震活動

周防灘で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が2回であるのに対し2019年に周防灘における1週間平均値は6回であったことから、現在の状況は少ないと言える。

周防灘を含む中国地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は129回で、2019年に中国地方で記録された地震数は1週間当たり131回であったので、中国地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては3回目。周防灘では2019年に3回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計2回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

周防灘における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
1991年10月28日 M6.0 震度4 周防灘
1979年07月13日 M6.0 震度4 周防灘
1960年05月11日 M5.4 震度4 周防灘
1958年09月08日 M5.7 震度3 周防灘
1937年02月27日 M6.0 震度4 周防灘

周防灘を含む中国地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。
 

周防灘の過去の地震データ

1919年以降、周防灘で発生してきた有感地震は65回でそのうちM5.0以上であったのが6回、M6.0以上が3回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1937年02月27日のM6.0・震度4で深さは63kmであった。

周防灘において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1937年02月27日 M6.0 震度4 周防灘
1979年07月13日 M6.0 震度4 周防灘
1991年10月28日 M6.0 震度4 周防灘
1958年09月08日 M5.7 震度3 周防灘
1960年05月11日 M5.4 震度4 周防灘

今回の震源から20km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった。
 

中国地方と周防灘における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中国地方など方面別予測が現在270予測。また周防灘など震源地別予測が現在1056予測となっている。

方面別予測において現在、計270予測中、Aクラスは8予測、Bクラスは37予測、Cクラスは225予測。このうち中国地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が11予測となっている。

また震源地予測では現在、計1056予測中、Aクラスが13予測、Bクラスが86予測、Cクラスが957予測となっており、このうち周防灘に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが5予測となっている。

通常時との比較では中国地方の現在の危険度は100%以下、周防灘の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」周防灘M2.6の類似10事例以後の発震傾向性

今回の周防灘M2.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた10件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

周防灘を含む中国地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは10事例中1例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に中国地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合2.7に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、中国地方への繋がりは多いと言える。

中国地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

山口県中部 10事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。