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2020年11月06日兵庫県北部で2年8ヶ月ぶりの有感地震M2.6・震度1

兵庫県北部で2年8ヶ月ぶりの有感地震M2.6・震度1


 

気象庁によると2020年11月06日07:42に兵庫県北部でM2.6・震度1の地震が発生した。兵庫県北部で有感地震が記録されたのは962日ぶり。今年1回目となる有感地震であった。

 

兵庫県北部における今回の地震について

2020年11月06日07:42 M2.6・震度1 兵庫県北部(深さ約10km)

兵庫県北部で有感地震が観測されたのは2018年03月20日のM3.0・震度1以来962日ぶり。今回の震源からは約49km離れた場所で深さは13kmであった。その前は2016年09月25日のM2.9・震度2で、今回の震源から約24km離れた場所で深さは7kmであった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震11事例のうち、その後1ヶ月以内に兵庫県北部を含む関西地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中国地方における繋がりは11事例中1例で平均発生頻度1に対し2.4と多い、北陸地方における繋がりは11事例中1例で平均発生頻度1に対し2.3で多いという結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

兵庫県北部と関西地方の最近の地震活動

兵庫県北部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が4回であるのに対し2019年に兵庫県北部における1週間平均値は3回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

兵庫県北部を含む関西地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は322回で、2019年に関西地方で記録された地震数は1週間当たり340回であったので、関西地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては1回目。兵庫県北部では2019年に有感地震は発生しなかった。

兵庫県北部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2001年01月12日 M5.6 震度4 兵庫県北部
1949年01月20日 M6.3 震度4 兵庫県北部
1927年03月10日 M5.0 震度3 兵庫県北部
1925年06月23日 M5.7 震度4 兵庫県北部
1925年05月29日 M5.1 震度4 兵庫県北部

兵庫県北部を含む関西地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月07日の三重県南東沖M5.3・震度2が挙げられる。
 

兵庫県北部の過去の地震データ

1919年以降、兵庫県北部で発生してきた有感地震は270回でそのうちM5.0以上であったのが7回、M6.0以上が2回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1925年05月23日のM6.8・震度6(北但馬地震)で深さは0kmであった。

兵庫県北部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1925年05月23日 M6.8 震度6 兵庫県北部(北但馬地震)
1949年01月20日 M6.3 震度4 兵庫県北部
1925年05月23日 M5.7 震度5 兵庫県北部
1925年06月23日 M5.7 震度4 兵庫県北部
2001年01月12日 M5.6 震度4 兵庫県北部

今回の震源から20km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった。
 

関西地方と兵庫県北部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関西地方など方面別予測が現在242予測。また兵庫県北部など震源地別予測が現在923予測となっている。

方面別予測において現在、計242予測中、Aクラスは7予測、Bクラスは34予測、Cクラスは201予測。このうち関西地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が15予測となっている。

また震源地予測では現在、計923予測中、Aクラスが13予測、Bクラスが77予測、Cクラスが833予測となっており、このうち兵庫県北部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では関西地方の現在の危険度は100%以下、兵庫県北部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」兵庫県北部M2.6の類似11事例以後の発震傾向性

今回の兵庫県北部M2.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた11件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

今回の兵庫県北部M2.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた事例について、兵庫県北部を含む関西地方でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかったあるいは該当事例は見当たらなかった。

また、中国地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが11事例中1例、北陸地方では11事例中1例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中国地方における繋がりは11事例中1例で平均発生頻度1に対し2.4と多い、北陸地方における繋がりは11事例中1例で平均発生頻度1に対し2.3で多いという結果であった。

中国地方及び北陸地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

広島県北部 11事例中1例

石川県能登地方 11事例中1例

追記:11月06日の兵庫県北部M2.6は兵庫県南西部M2.8・震度1に、2年ぶり有感地震
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。