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2020年11月07日島根県東部でM2.9・震度1、144日ぶり今年3回目の有感地震

島根県東部でM2.9・震度1、144日ぶり今年3回目の有感地震


 

気象庁によると2020年11月07日04:59に島根県東部でM2.9・震度1の地震が発生した。島根県東部で有感地震が記録されたのは144日ぶり。今年3回目となる有感地震であった。

 

島根県東部における今回の地震について

2020年11月07日04:59 M2.9・震度1 島根県東部(深さ約10km)

島根県東部で有感地震が観測されたのは2020年06月15日のM2.1・震度1以来144日ぶり。今回の震源からは約48km離れた場所で深さは5kmであった。その前は2020年03月18日のM3.5・震度2で、今回の震源から約47km離れた場所で深さは12kmであった。

今回の震源付近では1978年06月04日にM5.4・震度3の地震が約15kmの距離で、2011年06月04日にもM5.2・震度4の地震が約19kmの距離でそれぞれ起きており、震源の深さも今回同様浅かった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震23事例のうち、その後1ヶ月以内に島根県東部を含む中国地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。
 

島根県東部と中国地方の最近の地震活動

島根県東部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が8回であるのに対し2019年に島根県東部における1週間平均値は13回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

島根県東部を含む中国地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は112回で、2019年に中国地方で記録された地震数は1週間当たり131回であったので、中国地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては3回目。島根県東部では2019年に4回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計2回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

島根県東部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2011年06月04日 M5.2 震度4 島根県東部
2000年10月08日 M5.2 震度5弱 島根県東部
2000年10月08日 M5.6 震度4 島根県東部
1991年08月28日 M5.9 震度4 島根県東部
1978年06月04日 M5.4 震度3 島根県東部

島根県東部を含む中国地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。
 

島根県東部の過去の地震データ

1919年以降、島根県東部で発生してきた有感地震は737回でそのうちM5.0以上であったのが14回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1978年06月04日のM6.1・震度4で深さは0kmであった。

島根県東部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1978年06月04日 M6.1 震度4 島根県東部
1991年08月28日 M5.9 震度4 島根県東部
1977年05月02日 M5.6 震度3 島根県東部
2000年10月08日 M5.6 震度4 島根県東部
1978年06月04日 M5.5 震度3 島根県東部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1950年08月22日に島根県西部でM5.2・震度2の地震が約13kmの距離(深さ4km)で起きていた他、1977年05月02日に島根県東部でM5.6・震度3の地震が約14kmの距離(深さ10km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1978年06月04日に約20kmの距離で発生した島根県東部M6.1・震度4(深さ0km)であった。
 

中国地方と島根県東部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中国地方など方面別予測が現在253予測。また島根県東部など震源地別予測が現在963予測となっている。

方面別予測において現在、計253予測中、Aクラスは8予測、Bクラスは36予測、Cクラスは209予測。このうち中国地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が9予測となっている。

また震源地予測では現在、計963予測中、Aクラスが15予測、Bクラスが81予測、Cクラスが867予測となっており、このうち島根県東部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では中国地方の現在の危険度は100%以下、島根県東部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」島根県東部M2.9の類似23事例以後の発震傾向性

今回の島根県東部M2.9の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた23件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

今回の島根県東部M2.9の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた事例について、島根県東部を含む中国地方でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかったあるいは該当事例は見当たらなかった。
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。