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2020年11月10日パプアニューギニアでM5.5、32日ぶり今年21回目のM6クラス以上地震

パプアニューギニアでM5.5、32日ぶり今年21回目のM6クラス以上地震


 

USGSによると日本時間2020年11月10日01:45にパプアニューギニアでM5.5の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年08月24日にパプアニューギニアでM5.5の地震が今回の震源からは約116km離れた場所で起きていた。

 

パプアニューギニアにおける今回の地震について

日本時間2020年11月10日01:45 M5.5 パプアニューギニア(深さ約215km)

今回の地震は2020年に世界で発生したM5.5以上の地震としては2020年11月07日にトンガで発生したM5.9以来で、2020年としては342回目となる(発生日時は日本時間)。

パプアニューギニアでM5.5以上の地震が観測されたのは海外時間(UTC)2020年10月08日のM5.8以来32日ぶりで今年21回目。前回の地震は今回の震源から約336km離れた位置であった。その前は海外時間(UTC)2020年10月08日のM6.3で、今回の震源から約816km離れていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震6事例のうち、その後1ヶ月以内にパプアニューギニアを含む大洋州でM7クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のアジアにおける繋がりは6事例中2例で平均発生頻度1に対し0.6と少ないと言える。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の6事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは6事例中1例であった。これは通常時の1に対し0.7でやや少ないと言える。
 

パプアニューギニアの最近の地震活動

パプアニューギニアにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が14回。2019年にパプアニューギニアの1ヶ月当たり平均発生数は30.0回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が少ないと言える状態である。

パプアニューギニアでは2019年にM6.0以上の地震が9回発生、そのうちM7.0以上の大地震は2回であった。

2019年にパプアニューギニアで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年05月14日 M7.6 パプアニューギニア(深さ約10km)
2019年05月06日 M7.1 パプアニューギニア(深さ約146km)
2019年02月17日 M6.4 パプアニューギニア(深さ約368km)
2019年07月15日 M6.3 パプアニューギニア(深さ約42km)
2019年01月17日 M6.2 パプアニューギニア(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

パプアニューギニアでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が10回、M7.0以上の大地震が1回起きている。

2020年にパプアニューギニアで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年07月17日 M7.0 パプアニューギニア(深さ約80km)
2020年04月25日 M6.3 パプアニューギニア(深さ約17km)
2020年10月08日 M6.3 パプアニューギニア(深さ約104km)
2020年02月09日 M6.2 パプアニューギニア(深さ約31km)
2020年08月25日 M6.2 パプアニューギニア(深さ約22km)
 

パプアニューギニアの過去の地震データ

1901年以降、パプアニューギニアで発生してきたM6.0以上の地震は809回でそのうちM7.0以上であったのが82回。20世紀以降、過去最大だったのは1971年07月26日のM8.1で深さは約40kmであった。

パプアニューギニアで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1971年07月26日 M8.1 パプアニューギニア(深さ約40km)
1906年09月14日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約35km)
1971年07月14日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約40km)
2000年11月16日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約33km)
1916年01月01日 M7.9 パプアニューギニア(深さ約35km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約150km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1982年08月12日にパプアニューギニアでM6.5の地震が約54kmの距離(深さ45km)で起きていた他、2018年03月08日にパプアニューギニアでM6.8の地震が約55kmの距離(深さ23km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約150km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1971年07月26日に94kmの距離で発生したパプアニューギニア M8.1(深さ40km)であった。(時刻は海外時間(UTC))。
 

大洋州とパプアニューギニアにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大洋州など方面別予測が現在651予測。またパプアニューギニアなど震源地別予測が現在3,029予測となっている。

方面別予測において現在、計651予測中、Aクラスは30予測、Bクラスは137予測、Cクラスは484予測。このうち大洋州に対してはAクラス予測が16予測、Bクラス予測が40予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計3,029予測中、Aクラスが25予測、Bクラスが193予測、Cクラスが2,811予測となっており、このうちパプアニューギニアに対してはAクラスが3予測、Bクラスが38予測、Cクラスが16予測となっている。

通常時との比較では大洋州の現在の危険度は100%以上、パプアニューギニアの危険度は150%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」パプアニューギニアM5.5の類似6事例以降の発震傾向性

今回のパプアニューギニアM5.5の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた6件の事例について、パプアニューギニアを含む大洋州でその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかった。

それ以外ではアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが6事例中2例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のアジアにおける繋がりは6事例中2例で平均発生頻度1に対し0.6と少ないと言える。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

中国 6事例中1例
日本 6事例中1例
ネパール 6事例中1例

また、今回のパプアニューギニアにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは6事例中1例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し0.7でやや少ないという結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1988年09月07日 M6.4・震度2 本州南方沖
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。