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2020年11月13日茨城県南部でM3.2・震度1、9日ぶり今年40回目の有感地震

茨城県南部でM3.2・震度1、9日ぶり今年40回目の有感地震


 

気象庁によると2020年11月13日14:28に茨城県南部でM3.2・震度1の地震が発生した。茨城県南部で有感地震が記録されたのは9日ぶり。今年40回目となる有感地震であった。

 

茨城県南部における今回の地震について

2020年11月13日14:28 M3.2・震度1 茨城県南部(深さ約70km)

茨城県南部で有感地震が観測されたのは2020年11月04日のM3.3・震度1以来9日ぶり。今回の震源からは約22km離れた場所で深さは46kmであった。その前は2020年10月24日のM3.4・震度1で、今回の震源から約23km離れた場所で深さは48kmであった。

今回の震源付近では04月12日にM5.0・震度4の地震が約10kmの距離で起きていた。深さは53kmであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震50事例のうち、その後1ヶ月以内に茨城県南部を含む関東地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは50事例中12例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.8に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりはやや少ないと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは50事例中19例で平均発生頻度1に対し0.8とやや少ないと言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

茨城県南部と関東地方の最近の地震活動

茨城県南部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が53回であるのに対し2019年に茨城県南部における1週間平均値は41回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

茨城県南部を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は575回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては40回目。茨城県南部では2019年に33回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計39回のうちM3.0未満だったのが3回、M3.0~3.9が28回、M4.0~4.9が6回、M5.0以上が2回となっている。

茨城県南部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年04月12日 M5.0 震度4 茨城県南部
2020年02月01日 M5.3 震度4 茨城県南部
2019年01月18日 M5.3 震度3 茨城県南部
2018年11月27日 M5.0 震度4 茨城県南部
2016年07月20日 M5.0 震度4 茨城県南部

茨城県南部を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月07日の茨城県沖M5.2・震度3が挙げられる。
 

茨城県南部の過去の地震データ

1919年以降、茨城県南部で発生してきた有感地震は2,592回でそのうちM5.0以上であったのが136回、M6.0以上が9回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1921年12月08日のM6.8・震度4(龍ケ崎地震)で深さは47kmであった。

茨城県南部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1921年12月08日 M6.8 震度4 茨城県南部(龍ケ崎地震)
1922年05月09日 M6.1 震度3 茨城県南部
1923年11月18日 M6.1 震度3 茨城県南部
1923年01月14日 M6.0 震度3 茨城県南部
1923年09月01日 M6.0 震度3 茨城県南部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1923年10月03日に茨城県南部でM5.0・震度3の地震が約2kmの距離(深さ47km)で起きていた他、1935年06月21日に茨城県南部でM5.2・震度4の地震が約2kmの距離(深さ63km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2011年04月16日に約7kmの距離で発生した茨城県南部M5.9・震度5強(深さ79km)であった。
 

関東地方と茨城県南部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在224予測。また茨城県南部など震源地別予測が現在837予測となっている。

方面別予測において現在、計224予測中、Aクラスは6予測、Bクラスは32予測、Cクラスは186予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が3予測、Cクラス予測が14予測となっている。

また震源地予測では現在、計837予測中、Aクラスが11予測、Bクラスが68予測、Cクラスが758予測となっており、このうち茨城県南部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが11予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は100%以下、茨城県南部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」茨城県南部M3.2の類似50事例以後の発震傾向性

今回の茨城県南部M3.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた50件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

茨城県南部を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは50事例中12例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.8に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりはやや少ないと言える。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

茨城県沖 50事例中7例
千葉県東方沖 50事例中4例
房総半島南方沖 50事例中1例
茨城県北部 50事例中1例
千葉県北東部 50事例中1例

また、東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが50事例中19例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは50事例中19例で平均発生頻度1に対し0.8とやや少ないと言える。

東北地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

福島県沖 50事例中10例
三陸沖 50事例中6例
青森県東方沖 50事例中5例
宮城県沖 50事例中5例
岩手県沖 50事例中2例
秋田県沖 50事例中1例
青森県西方沖 50事例中1例
秋田県沿岸南部 50事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。