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2020年11月13日米国ネバダ州M5.5

米国ネバダ州でM5.5、05月のM7クラス地震震源付近


 

USGSによると日本時間2020年11月13日18:13に米国ネバダ州でM5.5の地震が発生した。

 

米国における今回の地震について

日本時間2020年11月13日18:13 M5.5 米国ネバダ州(深さ約6km)

速報では直後にカリフォルニア州でもM5.2の地震が起きたとされていたが、その後キャンセルされた。

今回の地震は2020年に世界で発生したM5.5以上の地震としては2020年11月11日に日本(硫黄島近海付近)で発生したM5.7以来で、2020年としては345回目となる(発生日時は日本時間)。

米国でM5.5以上の地震が観測されたのは海外時間(UTC)2020年06月24日のM5.8以来142日ぶりで今年8回目。前回の地震は今回の震源から約156km離れた位置であった。その前は海外時間(UTC)2020年06月04日のM5.5で、今回の震源から約235km離れていた。

今回の震源付近では2020年05月15日にM6.5のM7クラス地震がネバダ州M5.5の震源から約4kmとごく近くで起きており、深さも0kmと同程度であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震28事例のうち、その後1ヶ月以内に米国を含む北米でM7クラス以上の地震が起きていたのは28事例中5例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に北米で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.3に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、北米への繋がりはやや多いと言える。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中南米における繋がりは28事例中6例で平均発生頻度1に対し0.6と少ないと言える。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の28事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは28事例中4例であった。これは通常時の1に対し0.6でやや少ないと言える。
 

米国の最近の地震活動

米国における最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が0回。2019年に米国の1ヶ月当たり平均発生数は1.6回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が少ないと言える状態である。

米国では2019年にM6.0以上の地震が3回発生、そのうちM7.0以上の大地震は1回であった。

2019年に米国で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年07月06日 M7.1 米国(深さ約8km)
2019年07月04日 M6.4 米国(深さ約11km)
2019年08月29日 M6.3 米国(深さ約10km)
2019年09月05日 M5.9 米国(深さ約10km)
2019年06月23日 M5.6 米国(深さ約9km)
※海外時間(UTC)

米国では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が2回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年に米国で発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年03月31日 M6.5 米国(深さ約10km)
2020年05月15日 M6.5 米国(深さ約0km)
2020年03月09日 M5.8 米国(深さ約2km)
2020年06月24日 M5.8 米国(深さ約5km)
2020年03月18日 M5.7 米国(深さ約10km)
 

米国の過去の地震データ

1901年以降、米国で発生してきたM6.0以上の地震は153回でそのうちM7.0以上であったのが14回。20世紀以降、過去最大だったのは1906年04月18日のM7.9で深さは約12kmであった。

米国で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1906年04月18日 M7.9 米国(深さ約12km)
1952年07月21日 M7.5 米国(深さ約6km)
1922年01月31日 M7.3 米国(深さ約15km)
1959年08月18日 M7.3 米国(深さ約5km)
1992年06月28日 M7.3 米国(深さ約0km)
※海外時間(UTC)
 

北米と米国における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北米など方面別予測が現在626予測。また米国など震源地別予測が現在2,902予測となっている。

方面別予測において現在、計626予測中、Aクラスは28予測、Bクラスは133予測、Cクラスは465予測。このうち北米に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が1予測、Cクラス予測が53予測となっている。

また震源地予測では現在、計2,902予測中、Aクラスが24予測、Bクラスが186予測、Cクラスが2,692予測となっており、このうち米国に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが51予測となっている。

通常時との比較では北米の現在の危険度は100%以下、米国の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」米国M5.5の類似28事例以降の発震傾向性

今回の米国M5.5の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた28件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

米国を含む北米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは28事例中5例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に北米で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.3に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、北米への繋がりはやや多いと言える。

北米で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

アラスカ 28事例中5例

それ以外では中南米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが28事例中6例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中南米における繋がりは28事例中6例で平均発生頻度1に対し0.6と少ないと言える。

中南米で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

メキシコ 28事例中2例
チリ 28事例中2例
ペルー 28事例中1例
コスタリカ 28事例中1例
ニカラグア 28事例中1例

また、今回の米国における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは28事例中4例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し0.6でやや少ないという結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1961年02月27日 M7.0・震度5 日向灘
1967年01月17日 M6.4・震度4 宮城県沖
1968年05月14日 M6.1・震度4 トカラ列島近海
1973年06月17日 M7.4・震度5 根室半島南東沖(1973年根室半島沖地震)
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像はU.S. Geological Surveyより。