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2020年11月14日石川県能登地方でM2.6・震度1、5日ぶり今年12回目の有感地震

石川県能登地方でM2.6・震度1、5日ぶり今年12回目の有感地震


 

気象庁によると2020年11月14日04:11に石川県能登地方でM2.6・震度1の地震が発生した。石川県能登地方で有感地震が記録されたのは5日ぶり。今年12回目となる有感地震であった。

 

石川県能登地方における今回の地震について

2020年11月14日04:11 M2.6・震度1 石川県能登地方(深さ約10km)

石川県能登地方で有感地震が観測されたのは2020年11月08日のM2.5・震度1以来5日ぶり。今回の震源からは約5km離れた場所で深さは9kmであった。その前は2020年10月13日のM2.7・震度1で、今回の震源から約7km離れた場所で深さは10kmであった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震15事例のうち、その後1ヶ月以内に石川県能登地方を含む北陸地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中部地方における繋がりは15事例中1例で平均発生頻度1に対し0.8とやや少ないと言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

石川県能登地方と北陸地方の最近の地震活動

石川県能登地方で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が3回であるのに対し2019年に石川県能登地方における1週間平均値は6回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

石川県能登地方を含む北陸地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は57回で、2019年に北陸地方で記録された地震数は1週間当たり113回であったので、北陸地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては12回目。石川県能登地方では2019年に9回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計11回のうちM3.0未満だったのが3回、M3.0~3.9が6回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が1回となっている。

石川県能登地方における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年03月13日 M5.5 震度5強 石川県能登地方
2007年03月25日 M5.3 震度5弱 石川県能登地方
1979年05月28日 M5.0 震度1 石川県能登地方
1933年09月21日 M6.0 震度4 石川県能登地方

石川県能登地方を含む北陸地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月04日の福井県嶺北M5.0・震度5弱が挙げられる。
 

石川県能登地方の過去の地震データ

1919年以降、石川県能登地方で発生してきた有感地震は273回でそのうちM5.0以上であったのが3回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1933年09月21日のM6.0・震度4で深さは20kmであった。

石川県能登地方において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1933年09月21日 M6.0 震度4 石川県能登地方
2020年03月13日 M5.5 震度5強 石川県能登地方
2007年03月25日 M5.3 震度5弱 石川県能登地方
1979年05月28日 M5.0 震度1 石川県能登地方

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1993年02月16日に能登半島沖でM5.0・震度3の地震が約12kmの距離(深さ24km)で起きていた他、1945年11月03日に富山湾でM5.0・震度2の地震が約13kmの距離(深さ6km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1993年02月07日に約14kmの距離で発生した能登半島沖M6.6・震度5(深さ25km)であった。
 

北陸地方と石川県能登地方における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北陸地方など方面別予測が現在211予測。また石川県能登地方など震源地別予測が現在791予測となっている。

方面別予測において現在、計211予測中、Aクラスは6予測、Bクラスは28予測、Cクラスは177予測。このうち北陸地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が11予測となっている。

また震源地予測では現在、計791予測中、Aクラスが9予測、Bクラスが60予測、Cクラスが722予測となっており、このうち石川県能登地方に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では北陸地方の現在の危険度は100%以下、石川県能登地方の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」石川県能登地方M2.6の類似15事例以後の発震傾向性

今回の石川県能登地方M2.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた15件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

今回の石川県能登地方M2.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた事例について、石川県能登地方を含む北陸地方でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかったあるいは該当事例は見当たらなかった。

また、中部地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが15事例中1例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中部地方における繋がりは15事例中1例で平均発生頻度1に対し0.8とやや少ないと言える。

中部地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

東海道南方沖 15事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。