201018全国地震数概況

11月17日の全国震源・方面別地震数概況~前日比160回減の493回、奄美大島北西沖が減少し奄美大島近海が増加


 

気象庁が2020年11月18日に発表した2020年11月17日の震源リストによると、11月17日に観測された全国の地震数は493回で11月16日の653回から160回減少した。2019年の平均値は1日当たり514回であった。

 

全国の最近の地震数推移は以下の通り。

11月11日 517回
11月12日 492回
11月13日 577回
11月14日 505回
11月15日 713回
11月16日 653回
11月17日 493回

11月17日に最も多く地震が発生したのは福島県沖で39回、次が奄美大島近海で31回、以下宮城県沖の19回、鹿児島湾の16回、茨城県沖の15回と続いた。

これらの震源の前日及び前年の平均値との比較は以下の通りであった。

39回(前日比13回減少) 福島県沖(2019年の平均値25回)
31回(前日比19回増加) 奄美大島近海(2019年の平均値13回)
19回(前日比3回増加) 宮城県沖(2019年の平均値24回)
16回(前日比9回増加) 鹿児島湾(2019年の平均値1回)
15回(前日比1回減少) 茨城県沖(2019年の平均値15回)

全国で11月16日との比較で増加数が最も多かったのは奄美大島近海で31回(前日比19回の増加)、鹿児島湾の16回(前日比9回の増加)、青森県東方沖の8回(前日比8回の増加)の順であった。

逆に減少数が多かったのは奄美大島北西沖の6回(前日比72回の減少)、熊本県熊本地方の8回(前日比28回の減少)、茨城県北部の14回(前日比17回の減少)の順であった。

前年との比較で現在地震数が多い順に並べると、前年の1日当たり平均値より最も多いのが奄美大島近海で31回(前年の平均値13回より19回多い)、次が鹿児島湾で16回(前年の平均値1回より15回多い)、そして福島県沖の39回(前年の平均値25回より14回多い)であった。

当社の分類による方面別の集計では、11月17日に最も多く地震が発生したのは東北地方で111回(前日比8回の減少)、九州地方の78回(前日比12回の減少)、沖縄地方の70回(前日比49回の減少)と続いた。

方面別の地震数を前年と比較すると、前年の1日当たり平均値より最も多く現在地震が起きているのが沖縄地方で70回(前年の平均値54回より16回多い)、次いで伊豆・小笠原で11回(前年の平均値5回より6回多い)であった。

一方、前年の平均値より現在地震数が少なくなっているのが関西地方の34回(前年の平均値49回より15回少ない)、次いで関東地方の68回(前年の平均値79回より11回少ない)であった。

また、11月17日にM4.5以上(M5クラス以上)を記録した地震は以下の通りであった(規模順)。

2020年11月17日03:37 M4.9 台湾付近(深さ54km)
2020年11月17日20:55 M4.8 硫黄島近海(深さ86km)
2020年11月17日00:08 M4.5 奄美大島近海(深さ62km)

それ以外に目立った点としては以下が挙げられる。

・全国の地震数は11月15日に713回、16日に653回と14日の505回から大きく増加していた。大きな理由は奄美大島北西沖の地震数で15日177回、16日78回と14日の1回から跳ね上がっていた。

・11月17日は奄美大島北西沖が6回と減少した一方で奄美大島近海において31回(16日は12回)と増加していることから、震源域が移動している可能性がある。奄美大島近海では11月18日13:14にM3.1・震度2の有感地震も起きている。
 

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