• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年11月26日京都府南部で51日ぶり地震M3.0・震度1、2001年M5.4・震度4の震源付近

京都府南部で51日ぶり地震M3.0・震度1、2001年M5.4・震度4の震源付近


 

気象庁によると2020年11月26日13:56に京都府南部でM3.0・震度1の地震が発生した。京都府南部で有感地震が記録されたのは51日ぶり。今年10回目となる有感地震であった。

 

京都府南部における今回の地震について

2020年11月26日13:56 M3.0・震度1 京都府南部(深さ約10km)

京都府南部で有感地震が観測されたのは2020年10月06日のM2.6・震度1以来51日ぶり。今回の震源からは約48km離れた場所で深さは10kmであった。その前は2020年09月21日のM2.7・震度1で、今回の震源から約9km離れた場所で深さは14kmであった。

今回の震源付近では2001年08月25日にM5.4・震度4の地震が約8kmの距離で起きており、深さも8kmと同程度であった。またそれ以外にも1987年にM5.0・震度3が約12kmの距離で、1972年にM5.1・震度4が約20kmの距離でそれぞれ発生していた。

今回の震源付近には京都西山断層帯が走っており、30年以内にM7.5程度の地震がほぼ0~0.8%の確率で予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震36事例のうち、その後1ヶ月以内に京都府南部を含む関西地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは36事例中1例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関西地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.3に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関西地方への繋がりは少ないと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の北陸地方における繋がりは36事例中2例で平均発生頻度1に対し1.4とやや多い、日本海沖合における繋がりは36事例中3例で平均発生頻度1に対し3.5で多いという結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

京都府南部と関西地方の最近の地震活動

京都府南部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が22回であるのに対し2019年に京都府南部における1週間平均値は31回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

京都府南部を含む関西地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は321回で、2019年に関西地方で記録された地震数は1週間当たり340回であったので、関西地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては10回目。京都府南部では2019年に8回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計9回のうちM3.0未満だったのが7回、M3.0~3.9が2回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

京都府南部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2001年08月25日 M5.4 震度4 京都府南部
1987年05月28日 M5.0 震度3 京都府南部
1972年08月31日 M5.1 震度4 京都府南部
1968年08月18日 M5.1 震度3 京都府南部
1968年08月18日 M5.6 震度4 京都府南部

京都府南部を含む関西地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月07日の三重県南東沖M5.3・震度2が挙げられる。
 

京都府南部の過去の地震データ

1919年以降、京都府南部で発生してきた有感地震は491回でそのうちM5.0以上であったのが10回、M6.0以上が2回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1967年08月14日のM6.4・震度3で深さは385kmであった。

京都府南部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1967年08月14日 M6.4 震度3 京都府南部
1952年05月28日 M6.3 震度2 京都府南部
1943年09月27日 M5.7 震度1 京都府南部
1968年08月18日 M5.6 震度4 京都府南部
2001年08月25日 M5.4 震度4 京都府南部

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2001年08月25日に京都府南部でM5.4・震度4の地震が約8kmの距離(深さ8km)で起きていた。
 

関西地方と京都府南部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関西地方など方面別予測が現在221予測。また京都府南部など震源地別予測が現在822予測となっている。

方面別予測において現在、計221予測中、Aクラスは7予測、Bクラスは32予測、Cクラスは182予測。このうち関西地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が13予測となっている。

また震源地予測では現在、計822予測中、Aクラスが10予測、Bクラスが65予測、Cクラスが747予測となっており、このうち京都府南部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では関西地方の現在の危険度は100%以下、京都府南部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」京都府南部M3.0の類似36事例以後の発震傾向性

今回の京都府南部M3.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた36件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

京都府南部を含む関西地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは36事例中1例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関西地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.3に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関西地方への繋がりは少ないと言える。

関西地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

三重県南東沖 36事例中1例

また、北陸地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが36事例中2例、日本海沖合では36事例中3例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の北陸地方における繋がりは36事例中2例で平均発生頻度1に対し1.4とやや多い、日本海沖合における繋がりは36事例中3例で平均発生頻度1に対し3.5で多いという結果であった。

北陸地方及び日本海沖合で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

能登半島沖 36事例中1例
佐渡付近 36事例中1例

日本海北部 36事例中2例
日本海中部 36事例中1例
日本海西部 36事例中1例
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。