• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年11月26日日高地方東部でM3.2・震度1、39日ぶり今年4回目の有感地震

日高地方東部でM3.2・震度1、39日ぶり今年4回目の有感地震


 

気象庁によると2020年11月26日16:00に日高地方東部でM3.2・震度1の地震が発生した。日高地方東部で有感地震が記録されたのは39日ぶり。今年4回目となる有感地震であった。

 

日高地方東部における今回の地震について

2020年11月26日16:00 M3.2・震度1 日高地方東部(深さ約50km)

日高地方東部で有感地震が観測されたのは2020年10月18日のM4.0・震度1以来39日ぶり。今回の震源からは約11km離れた場所で深さは54kmであった。その前は2020年10月18日のM3.5・震度1で、今回の震源から約3km離れた場所で深さは53kmであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震38事例のうち、その後1ヶ月以内に日高地方東部を含む北海道地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは38事例中4例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に北海道地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.9に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、北海道地方への繋がりは通常程度と言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の千島海溝における繋がりは38事例中13例で平均発生頻度1に対し0.7とやや少ないと言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

日高地方東部と北海道地方の最近の地震活動

日高地方東部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が3回であるのに対し2019年に日高地方東部における1週間平均値は3回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

日高地方東部を含む北海道地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は105回で、2019年に北海道地方で記録された地震数は1週間当たり133回であったので、北海道地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては4回目。日高地方東部では2019年に4回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計3回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が2回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が0回となっている。

日高地方東部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2016年10月12日 M5.0 震度3 日高地方東部
2010年10月14日 M5.5 震度4 日高地方東部
2003年11月24日 M5.3 震度4 日高地方東部
2003年09月28日 M5.2 震度4 日高地方東部
1994年07月01日 M5.2 震度4 日高地方東部

日高地方東部を含む北海道地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。(千島海溝沿いの地震は含まない)
 

日高地方東部の過去の地震データ

1919年以降、日高地方東部で発生してきた有感地震は325回でそのうちM5.0以上であったのが50回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1931年02月17日のM6.8・震度4で深さは33kmであった。

日高地方東部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1931年02月17日 M6.8 震度4 日高地方東部
1922年10月27日 M5.7 震度4 日高地方東部
1928年03月21日 M5.6 震度2 日高地方東部
1934年07月08日 M5.6 震度2 日高地方東部
1979年12月30日 M5.6 震度4 日高地方東部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2003年11月24日に日高地方東部でM5.3・震度4の地震が約2kmの距離(深さ52km)で起きていた他、1928年10月06日に日高地方東部でM5.4・震度2の地震が約4kmの距離(深さ3km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1931年02月17日に約20kmの距離で発生した日高地方東部M6.8・震度4(深さ33km)であった。
 

北海道地方と日高地方東部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北海道地方など方面別予測が現在221予測。また日高地方東部など震源地別予測が現在822予測となっている。

方面別予測において現在、計221予測中、Aクラスは7予測、Bクラスは32予測、Cクラスは182予測。このうち北海道地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が16予測となっている。

また震源地予測では現在、計822予測中、Aクラスが10予測、Bクラスが65予測、Cクラスが747予測となっており、このうち日高地方東部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが2予測となっている。

通常時との比較では北海道地方の現在の危険度は100%以下、日高地方東部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」日高地方東部M3.2の類似38事例以後の発震傾向性

今回の日高地方東部M3.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた38件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

日高地方東部を含む北海道地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは38事例中4例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に北海道地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.9に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、北海道地方への繋がりは通常程度と言える。

北海道地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

十勝地方南部 38事例中2例
日高地方東部 38事例中1例
上川地方中部 38事例中1例

また、千島海溝で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが38事例中13例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の千島海溝における繋がりは38事例中13例で平均発生頻度1に対し0.7とやや少ないと言える。

千島海溝で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

北海道東方沖 38事例中5例
択捉島南東沖 38事例中3例
十勝沖 38事例中3例
釧路沖 38事例中3例
千島列島東方 38事例中1例
根室半島南東沖 38事例中1例
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。