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2020年11月27日和歌山県南方沖で4ヶ月ぶり地震M3.4・震度1、四国沖に近い位置

和歌山県南方沖で4ヶ月ぶり地震M3.4・震度1、四国沖に近い位置


 

気象庁によると2020年11月27日11:35に和歌山県南方沖でM3.4・震度1の地震が発生した。和歌山県南方沖で有感地震が記録されたのは131日ぶり。今年4回目となる有感地震であった。

 

和歌山県南方沖における今回の地震について

2020年11月27日11:35 M3.4・震度1 和歌山県南方沖(深さ約10km)

和歌山県南方沖で有感地震が観測されたのは2020年07月19日のM3.4・震度1以来131日ぶり。今回の震源からは約21km離れた場所で深さは25kmであった。その前は2020年05月23日のM3.5・震度1で、今回の震源から約55km離れた場所で深さは32kmであった。

今回の震源は和歌山県南方沖の西端付近で四国沖に近い位置であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震2事例のうち、その後1ヶ月以内に和歌山県南方沖を含む関西地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。
 

和歌山県南方沖と関西地方の最近の地震活動

和歌山県南方沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が17回であるのに対し2019年に和歌山県南方沖における1週間平均値は17回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

和歌山県南方沖を含む関西地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は333回で、2019年に関西地方で記録された地震数は1週間当たり340回であったので、関西地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては4回目。和歌山県南方沖では2019年に2回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計3回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が3回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

和歌山県南方沖における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
1993年03月14日 M5.3 震度3 和歌山県南方沖
1991年10月20日 M5.3 震度3 和歌山県南方沖
1984年03月20日 M5.2 震度1 和歌山県南方沖
1983年01月15日 M5.8 震度2 和歌山県南方沖
1982年05月11日 M5.2 震度2 和歌山県南方沖

和歌山県南方沖を含む関西地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月07日の三重県南東沖M5.3・震度2が挙げられる。
 

和歌山県南方沖の過去の地震データ

1919年以降、和歌山県南方沖で発生してきた有感地震は182回でそのうちM5.0以上であったのが36回。またM6.0以上は10回でM7.0以上の大地震は2回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1946年12月21日のM8.0・震度5(昭和南海地震)で深さは24kmであった。

和歌山県南方沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1946年12月21日 M8.0 震度5 和歌山県南方沖(昭和南海地震)
1948年04月18日 M7.0 震度4 和歌山県南方沖
1938年01月12日 M6.8 震度5 和歌山県南方沖
1947年02月18日 M6.5 震度3 和歌山県南方沖
1947年01月25日 M6.4 震度3 和歌山県南方沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1950年11月06日に四国沖でM6.7・震度4の地震が約9kmの距離(深さ53km)で起きていた他、1953年07月31日に四国沖でM5.4・震度2の地震が約10kmの距離(深さ40km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1950年11月06日に約9kmの距離で発生した四国沖M6.7・震度4(深さ53km)であった。
 

関西地方と和歌山県南方沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関西地方など方面別予測が現在191予測。また和歌山県南方沖など震源地別予測が現在685予測となっている。

方面別予測において現在、計191予測中、Aクラスは7予測、Bクラスは26予測、Cクラスは158予測。このうち関西地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が11予測となっている。

また震源地予測では現在、計685予測中、Aクラスが10予測、Bクラスが60予測、Cクラスが615予測となっており、このうち和歌山県南方沖に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが2予測となっている。

通常時との比較では関西地方の現在の危険度は100%以下、和歌山県南方沖の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」和歌山県南方沖M3.4の類似2事例以後の発震傾向性

今回の和歌山県南方沖M3.4の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた事例について、和歌山県南方沖を含む関西地方でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかったあるいは該当事例は見当たらなかった。

追記:11月27日の和歌山県南方沖M3.4・震度1は四国沖に、地震の規模・震度は変わらず
 

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※画像は気象庁より。