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2020年11月29日石川県加賀地方でM2.6・震度2、3ヶ月ぶり今年2回目の有感地震

石川県加賀地方でM2.6・震度2、3ヶ月ぶり今年2回目の有感地震


 

気象庁によると2020年11月29日02:04に石川県加賀地方でM2.6・震度2の地震が発生した。石川県加賀地方で有感地震が記録されたのは88日ぶり。今年2回目となる有感地震であった。

 

石川県加賀地方における今回の地震について

2020年11月29日02:04 M2.6・震度2 石川県加賀地方(深さ約10km)

石川県加賀地方で有感地震が観測されたのは2020年09月02日のM4.6・震度3以来88日ぶり。今回の震源からは約25km離れた場所で深さは9kmであった。その前は2019年01月13日のM1.6・震度2で、今回の震源から約22km離れた場所で深さは9kmであった。

石川県では11月21日に石川県能登地方でM3.0・震度1の地震が深さ11kmで起きていた。震源の位置は能登半島の北部で今回の震源からは約80km離れていた。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震16事例のうち、その後1ヶ月以内に石川県加賀地方を含む北陸地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中部地方における繋がりは16事例中2例で平均発生頻度1に対し1.4とやや多いと言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

石川県加賀地方と北陸地方の最近の地震活動

石川県加賀地方で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が7回であるのに対し2019年に石川県加賀地方における1週間平均値は3回であったことから、現在の状況は多いと言える。

石川県加賀地方を含む北陸地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は57回で、2019年に北陸地方で記録された地震数は1週間当たり113回であったので、北陸地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては2回目。石川県加賀地方では2019年に1回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計1回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が0回となっている。

石川県加賀地方における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
1961年08月19日 M7.0 震度4 石川県加賀地方(北美濃地震)

石川県加賀地方を含む北陸地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月04日の福井県嶺北M5.0・震度5弱が挙げられる。
石川県加賀地方を含む北陸地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。
 

石川県加賀地方の過去の地震データ

1919年以降、石川県加賀地方で発生してきた有感地震は61回でそのうちM5.0以上であったのが1回。またM6.0以上は1回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1961年08月19日のM7.0・震度4(北美濃地震)で深さは10kmであった。

石川県加賀地方において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1961年08月19日 M7.0 震度4 石川県加賀地方(北美濃地震)

今回の震源から20km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった。
 

北陸地方と石川県加賀地方における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北陸地方など方面別予測が現在183予測。また石川県加賀地方など震源地別予測が現在677予測となっている。

方面別予測において現在、計183予測中、Aクラスは7予測、Bクラスは23予測、Cクラスは153予測。このうち北陸地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が9予測となっている。

また震源地予測では現在、計677予測中、Aクラスが7予測、Bクラスが55予測、Cクラスが615予測となっており、このうち石川県加賀地方に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では北陸地方の現在の危険度は100%以下、石川県加賀地方の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」石川県加賀地方M2.6の類似16事例以後の発震傾向性

今回の石川県加賀地方M2.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた事例について、石川県加賀地方を含む北陸地方でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかったあるいは該当事例は見当たらなかった。

また、中部地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが16事例中2例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中部地方における繋がりは16事例中2例で平均発生頻度1に対し1.4とやや多いと言える。

中部地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

静岡県東部 16事例中1例
長野県北部 16事例中1例
 

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※画像は気象庁より。