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2020年11月28日に広島県北部でM2.1・震度1、速報で伝えられなかった地震

11月28日に広島県北部でM2.1・震度1、速報で伝えられなかった地震


 

気象庁の震度データベースによると2020年11月28日08:22に広島県北部でM2.1・震度1の地震が発生していた。速報では伝えられていなかった地震。これにより広島県北部では10日ぶりの有感地震が記録されたこととなる。

 

広島県北部における今回の地震について

2020年11月28日08:22 M2.1・震度1 広島県北部(深さ約7km)

広島県北部で有感地震が観測されたのは2020年11月18日のM2.1・震度1以来10日ぶり。今回の震源からは約0km離れた場所で深さは7kmであった。その前は2020年09月06日のM2.1・震度1で、今回の震源から約2km離れた場所で深さは6kmであった。

今回の震源付近では上記の通り直近で地震が続いており、2019年にも2回の地震が距離10km以内、同程度の深さで起きていた。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震19事例のうち、その後1ヶ月以内に広島県北部を含む中国地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは19事例中1例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に中国地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、中国地方への繋がりはやや多いと言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

広島県北部と中国地方の最近の地震活動

広島県北部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が18回であるのに対し2019年に広島県北部における1週間平均値は12回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

広島県北部を含む中国地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は103回で、2019年に中国地方で記録された地震数は1週間当たり131回であったので、中国地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては3回目。広島県北部では2019年に3回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計2回のうちM3.0未満だったのが2回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

広島県北部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2018年06月26日 M5.0 震度4 広島県北部
2011年11月21日 M5.4 震度5弱 広島県北部
1984年06月25日 M5.3 震度3 広島県北部
1973年02月25日 M5.0 震度3 広島県北部
1972年04月14日 M5.2 震度4 広島県北部

広島県北部を含む中国地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。
 

広島県北部の過去の地震データ

1919年以降、広島県北部で発生してきた有感地震は193回でそのうちM5.0以上であったのが15回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1930年12月20日のM6.1・震度4で深さは12kmであった。

広島県北部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1930年12月20日 M6.1 震度4 広島県北部
1930年12月21日 M5.9 震度5 広島県北部
1919年11月01日 M5.8 震度3 広島県北部
1927年05月08日 M5.5 震度2 広島県北部
1938年01月02日 M5.5 震度3 広島県北部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1923年09月24日に広島県北部でM5.0・震度2の地震が約7kmの距離(深さ14km)で起きていた他、1972年04月14日に広島県北部でM5.2・震度4の地震が約10kmの距離(深さ11km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1930年12月20日に約12kmの距離で発生した広島県北部M6.1・震度4(深さ12km)であった。
 

中国地方と広島県北部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中国地方など方面別予測が現在194予測。また広島県北部など震源地別予測が現在715予測となっている。

方面別予測において現在、計194予測中、Aクラスは7予測、Bクラスは26予測、Cクラスは161予測。このうち中国地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が8予測となっている。

また震源地予測では現在、計715予測中、Aクラスが8予測、Bクラスが60予測、Cクラスが647予測となっており、このうち広島県北部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では中国地方の現在の危険度は100%以下、広島県北部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」広島県北部M2.1の類似19事例以後の発震傾向性

今回の広島県北部M2.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた19件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

広島県北部を含む中国地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは19事例中1例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に中国地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、中国地方への繋がりはやや多いと言える。

中国地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

島根県西部 19事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。