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2020年12月02日沖縄本島近海でM2.9・震度2、30日ぶり今年31回目の有感地震

沖縄本島近海でM2.9・震度2、30日ぶり今年31回目の有感地震


 

気象庁によると2020年12月02日06:00に沖縄本島近海でM2.9・震度2の地震が発生した。沖縄本島近海で有感地震が記録されたのは30日ぶり。今年31回目となる有感地震であった。

 

沖縄本島近海における今回の地震について

2020年12月02日06:00 M2.9・震度2 沖縄本島近海(深さ約20km)

沖縄本島近海で有感地震が観測されたのは2020年11月02日のM2.8・震度2以来30日ぶり。今回の震源からは約4km離れた場所で深さは20kmであった。その前は2020年11月01日のM4.2・震度2で、今回の震源から約209km離れた場所で深さは31kmであった。

今回の震源は沖縄本島の西側に当たる位置で、上記の通り前回の有感地震である11月02日のM2.8・震度2もごく近くで起きていた。震源の深さも同程度であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震13事例のうち、その後1ヶ月以内に沖縄本島近海を含む沖縄地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは13事例中2例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に沖縄地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、沖縄地方への繋がりは少ないと言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

沖縄本島近海と沖縄地方の最近の地震活動

沖縄本島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が32回であるのに対し2019年に沖縄本島近海における1週間平均値は57回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

沖縄本島近海を含む沖縄地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は252回で、2019年に沖縄地方で記録された地震数は1週間当たり378回であったので、沖縄地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては31回目。沖縄本島近海では2019年に32回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は3回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計30回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が16回、M4.0~4.9が11回、M5.0以上が2回となっている。

沖縄本島近海における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年04月17日 M5.3 震度2 沖縄本島近海
2020年04月15日 M5.2 震度2 沖縄本島近海
2019年12月18日 M5.1 震度4 沖縄本島近海
2019年04月12日 M5.0 震度1 沖縄本島近海
2019年04月08日 M5.6 震度2 沖縄本島近海

沖縄本島近海を含む沖縄地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年10月03日の種子島近海M5.1・震度2が挙げられる。
 

沖縄本島近海の過去の地震データ

1919年以降、沖縄本島近海で発生してきた有感地震は790回でそのうちM5.0以上であったのが118回。またM6.0以上は15回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2010年02月27日のM7.2・震度5弱で深さは37kmであった。

沖縄本島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2010年02月27日 M7.2 震度5弱 沖縄本島近海
1923年08月12日 M6.7 震度1 沖縄本島近海
1962年10月06日 M6.4 震度4 沖縄本島近海
2001年08月18日 M6.4 震度3 沖縄本島近海
1968年08月03日 M6.3 震度4 沖縄本島近海

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2017年08月08日に沖縄本島近海でM5.2・震度3の地震が約13kmの距離(深さ13km)で起きていた。
 

沖縄地方と沖縄本島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は沖縄地方など方面別予測が現在179予測。また沖縄本島近海など震源地別予測が現在654予測となっている。

方面別予測において現在、計179予測中、Aクラスは6予測、Bクラスは24予測、Cクラスは149予測。このうち沖縄地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が4予測、Cクラス予測が10予測となっている。

また震源地予測では現在、計654予測中、Aクラスが7予測、Bクラスが54予測、Cクラスが593予測となっており、このうち沖縄本島近海に対してはAクラスが1予測、Bクラスが0予測、Cクラスが11予測となっている。

通常時との比較では沖縄地方の現在の危険度は100%前後、沖縄本島近海の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」沖縄本島近海M2.9の類似13事例以後の発震傾向性

今回の沖縄本島近海M2.9の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた13件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

沖縄本島近海を含む沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは13事例中2例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に沖縄地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、沖縄地方への繋がりは少ないと言える。

沖縄地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

与那国島近海 13事例中1例
沖縄本島北西沖 13事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。