• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年12月03日トルコ南東部でM5.0、73日ぶり今年15回目のM5以上地震

トルコ南東部でM5.0、73日ぶり今年15回目のM5以上地震


 

USGSによると日本時間2020年12月03日14:45にトルコ南東部でM5.0の地震が発生した。

 

トルコにおける今回の地震について

日本時間2020年12月03日14:45 M5.0 トルコ(深さ約10km)

トルコでM5.0以上地震が観測されたのは2020年09月20日のM5.3以来73日ぶりで今年15回目。前回の地震は今回の震源から約847km離れた位置であった。その前は2020年08月04日のM5.5で、今回の震源から約333km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震5事例のうち、その後1ヶ月以内にトルコを含む中東でM7クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の欧州における繋がりは5事例中1例で平均発生頻度1に対し4.5と多い、アジアにおける繋がりは5事例中2例で平均発生頻度1に対し0.7でやや少ないという結果であった。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

今回の震源付近における過去の事例から1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震が起きていた例はなかった。
 

トルコの最近の地震活動

トルコにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が3回。2019年にトルコの1ヶ月当たり平均発生数は1.3回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が多いと言える状態である。
トルコでは2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

2019年にトルコで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年08月08日 M5.9 トルコ(深さ約11km)
2019年03月20日 M5.7 トルコ(深さ約8km)
2019年09月26日 M5.7 トルコ(深さ約8km)
※海外時間(UTC)

トルコでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が2回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年にトルコで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年01月24日 M6.7 トルコ(深さ約10km)
2020年02月23日 M6.0 トルコ(深さ約10km)
2020年06月14日 M5.9 トルコ(深さ約10km)
2020年02月23日 M5.7 トルコ(深さ約6km)
2020年01月22日 M5.6 トルコ(深さ約9km)
 

トルコの過去の地震データ

1901年以降、トルコで発生してきたM6.0以上の地震は66回でそのうちM7.0以上であったのが16回。20世紀以降、過去最大だったのは1939年12月26日のM7.8で深さは約20kmであった。

トルコで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1939年12月26日 M7.8 トルコ(深さ約20km)
1944年02月01日 M7.6 トルコ(深さ約30km)
1999年08月17日 M7.6 トルコ(深さ約17km)
1943年11月26日 M7.5 トルコ(深さ約20km)
1967年07月22日 M7.4 トルコ(深さ約30km)
※海外時間(UTC)

今回の震源から約100km以内ではこれまでM6.5以上のM7クラス地震は起きてこなかった。
 

中東とトルコにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中東など方面別予測が現在611予測。またトルコなど震源地別予測が現在2,791予測となっている。

方面別予測において現在、計611予測中、Aクラスは32予測、Bクラスは123予測、Cクラスは456予測。このうち中東に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が51予測となっている。

また震源地予測では現在、計2,791予測中、Aクラスが28予測、Bクラスが180予測、Cクラスが2,583予測となっており、このうちトルコに対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが31予測となっている。

通常時との比較では中東の現在の危険度は100%以下、トルコの危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」トルコM5.0の類似5事例以降の発震傾向性

今回のトルコM5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた5件の事例について、トルコを含む中東でその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかった。

それ以外では欧州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが5事例中1例、アジアでは5事例中2例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の欧州における繋がりは5事例中1例で平均発生頻度1に対し4.5と多い、アジアにおける繋がりは5事例中2例で平均発生頻度1に対し0.7でやや少ないという結果であった。

欧州及びアジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

ギリシャ 5事例中1例

インドネシア 5事例中1例
フィリピン 5事例中1例
パキスタン 5事例中1例

また、今回のトルコにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていた事例はなかった。
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。