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2020年12月04日大阪府北部でM2.2・震度1、54日ぶり今年4回目の有感地震

大阪府北部でM2.2・震度1、54日ぶり今年4回目の有感地震


 

気象庁によると2020年12月04日17:14に大阪府北部でM2.2・震度1の地震が発生した。大阪府北部で有感地震が記録されたのは54日ぶり。今年4回目となる有感地震であった。

 

大阪府北部における今回の地震について

2020年12月04日17:14 M2.2・震度1 大阪府北部(深さ約10km)

大阪府北部で有感地震が観測されたのは2020年10月12日のM3.0・震度2以来54日ぶり。今回の震源からは約29km離れた場所で深さは13kmであった。その前は2020年09月04日のM2.3・震度1で、今回の震源から約27km離れた場所で深さは7kmであった。

今回の震源は京都府や兵庫県との県境に近い位置であった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震47事例のうち、その後1ヶ月以内に大阪府北部を含む関西地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは47事例中2例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関西地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関西地方への繋がりは少ないと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の北陸地方における繋がりは47事例中4例で平均発生頻度1に対し2.2と多いと言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

大阪府北部と関西地方の最近の地震活動

大阪府北部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が12回であるのに対し2019年に大阪府北部における1週間平均値は34回であったことから、現在の状況は少ないと言える。

大阪府北部を含む関西地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は300回で、2019年に関西地方で記録された地震数は1週間当たり340回であったので、関西地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては4回目。大阪府北部では2019年に12回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計3回のうちM3.0未満だったのが2回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

大阪府北部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2018年06月18日 M6.1 震度6弱 大阪府北部
1932年05月05日 M5.8 震度1 大阪府北部

大阪府北部を含む関西地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月07日の三重県南東沖M5.3・震度2が挙げられる。
 

大阪府北部の過去の地震データ

1919年以降、大阪府北部で発生してきた有感地震は233回でそのうちM5.0以上であったのが2回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2018年06月18日のM6.1・震度6弱で深さは13kmであった。

大阪府北部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2018年06月18日 M6.1 震度6弱 大阪府北部
1932年05月05日 M5.8 震度1 大阪府北部
 

関西地方と大阪府北部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関西地方など方面別予測が現在155予測。また大阪府北部など震源地別予測が現在573予測となっている。

方面別予測において現在、計155予測中、Aクラスは6予測、Bクラスは19予測、Cクラスは130予測。このうち関西地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が9予測となっている。

また震源地予測では現在、計573予測中、Aクラスが6予測、Bクラスが45予測、Cクラスが522予測となっており、このうち大阪府北部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では関西地方の現在の危険度は100%以下、大阪府北部の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」大阪府北部M2.2の類似47事例以後の発震傾向性

今回の大阪府北部M2.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた47件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

大阪府北部を含む関西地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは47事例中2例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関西地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関西地方への繋がりは少ないと言える。

関西地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

三重県南東沖 47事例中2例

また、北陸地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが47事例中4例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の北陸地方における繋がりは47事例中4例で平均発生頻度1に対し2.2と多いと言える。

北陸地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

能登半島沖 47事例中2例
新潟県下越地方 47事例中1例
石川県西方沖 47事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。