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2020年12月04日に留萌地方中北部でM2.3・震度1、速報では伝えられなかった地震

12月04日に留萌地方中北部でM2.3・震度1、速報では伝えられなかった地震


 

気象庁によると2020年12月04日11:16に留萌地方中北部でM2.3・震度1の地震が発生した。留萌地方中北部で有感地震が記録されたのは95日ぶり。今年2回目となる有感地震であった。

 

留萌地方中北部における今回の地震について

2020年12月04日11:16 M2.3・震度1 留萌地方中北部(深さ約24km)

留萌地方中北部で有感地震が観測されたのは2020年08月31日のM3.0・震度1以来95日ぶり。今回の震源からは約56km離れた場所で深さは7kmであった。その前は2018年06月20日のM4.1・震度3で、今回の震源から約16km離れた場所で深さは11kmであった。

今回の震源からやや西側の沿岸付近にはサロベツ断層帯が南北に走っており、30年以内にM7.6程度の地震が4%以下の確率で予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震8事例のうち、その後1ヶ月以内に留萌地方中北部を含む北海道地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは8事例中1例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に北海道地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.1に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、北海道地方への繋がりは通常程度と言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

留萌地方中北部と北海道地方の最近の地震活動

留萌地方中北部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が3回であるのに対し2019年に留萌地方中北部における1週間平均値は3回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

留萌地方中北部を含む北海道地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は99回で、2019年に北海道地方で記録された地震数は1週間当たり133回であったので、北海道地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては2回目。留萌地方中北部では2019年に有感地震は発生しなかった。

2020年としてはこれまでの計1回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

留萌地方中北部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2003年02月19日 M5.9 震度3 留萌地方中北部
1942年03月06日 M6.5 震度4 留萌地方中北部
1932年02月01日 M5.6 震度3 留萌地方中北部

留萌地方中北部を含む北海道地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。(千島海溝沿いの地震は含まない)
 

留萌地方中北部の過去の地震データ

1919年以降、留萌地方中北部で発生してきた有感地震は38回でそのうちM5.0以上であったのが3回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1942年03月06日のM6.5・震度4で深さは256kmであった。

留萌地方中北部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1942年03月06日 M6.5 震度4 留萌地方中北部
2003年02月19日 M5.9 震度3 留萌地方中北部
1932年02月01日 M5.6 震度3 留萌地方中北部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1932年02月01日に留萌地方中北部でM5.6・震度3の地震が約16kmの距離(深さ0km)で起きていた。
 

北海道地方と留萌地方中北部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北海道地方など方面別予測が現在142予測。また留萌地方中北部など震源地別予測が現在528予測となっている。

方面別予測において現在、計142予測中、Aクラスは6予測、Bクラスは17予測、Cクラスは119予測。このうち北海道地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が11予測となっている。

また震源地予測では現在、計528予測中、Aクラスが6予測、Bクラスが43予測、Cクラスが479予測となっており、このうち留萌地方中北部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では北海道地方の現在の危険度は100%以下、留萌地方中北部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」留萌地方中北部M2.3の類似8事例以後の発震傾向性

今回の留萌地方中北部M2.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた8件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

留萌地方中北部を含む北海道地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは8事例中1例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に北海道地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.1に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、北海道地方への繋がりは通常程度と言える。

北海道地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

上川地方中部 8事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。