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2020年12月11日ニュージーランド北方のケルマデック諸島でM6.0、M6クラス以上地震は半年ぶり

ニュージーランド北方のケルマデック諸島でM6.0、M6クラス以上地震は半年ぶり


 

USGSによると日本時間2020年12月11日05:42にケルマデック諸島でM6.0の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年09月13日にケルマデック諸島でM5.2の地震が今回の震源からは約131km離れた場所で起きていた。

 

ケルマデック諸島における今回の地震について

日本時間2020年12月11日05:42 M6.0 ケルマデック諸島(深さ約83km)

今回の地震は2020年に世界で発生したM5.5以上の地震としては2020年12月10日に台湾で発生したM6.1以来で、2020年としては371回目となる(発生日時は日本時間)。

ケルマデック諸島でM5.5以上の地震が観測されたのは海外時間(UTC)2020年06月18日のM5.5以来175日ぶりで今年8回目。前回の地震は今回の震源から約201km離れた位置であった。その前は海外時間(UTC)2020年06月18日のM5.5で、今回の震源から約199km離れていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震12事例のうち、その後1ヶ月以内にケルマデック諸島を含む大洋州でM7クラス以上の地震が起きていたのは12事例中6例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に大洋州で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、大洋州への繋がりはやや多いと言える。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中南米における繋がりは12事例中4例で平均発生頻度1に対し1.5と多い、アジアにおける繋がりは12事例中4例で平均発生頻度1に対し0.6で少ないという結果であった。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の12事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは12事例中2例であった。これは通常時の1に対し0.7でやや少ないと言える。
 

ケルマデック諸島の最近の地震活動

ケルマデック諸島における最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が5回。2019年にケルマデック諸島の1ヶ月当たり平均発生数は8.9回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が少ないと言える状態である。

ケルマデック諸島では2019年にM6.0以上の地震が2回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年にケルマデック諸島で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年06月19日 M6.4 ケルマデック諸島(深さ約30km)
2019年09月27日 M6.1 ケルマデック諸島(深さ約34km)
2019年12月18日 M5.9 ケルマデック諸島(深さ約10km)
2019年05月10日 M5.7 ケルマデック諸島(深さ約10km)
2019年10月24日 M5.7 ケルマデック諸島(深さ約70km)
※海外時間(UTC)

ケルマデック諸島では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が3回、M7.0以上の大地震が1回起きている。

2020年にケルマデック諸島で発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年06月18日 M7.4 ケルマデック諸島(深さ約10km)
2020年03月14日 M6.4 ケルマデック諸島(深さ約10km)
2020年04月14日 M6.0 ケルマデック諸島(深さ約10km)
2020年05月28日 M5.8 ケルマデック諸島(深さ約10km)
2020年03月05日 M5.6 ケルマデック諸島(深さ約10km)
 

ケルマデック諸島の過去の地震データ

1901年以降、ケルマデック諸島で発生してきたM6.0以上の地震は292回でそのうちM7.0以上であったのが26回。20世紀以降、過去最大だったのは1917年05月01日のM8.2で深さは約15kmであった。

ケルマデック諸島で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1917年05月01日 M8.2 ケルマデック諸島(深さ約15km)
1976年01月14日 M8.0 ケルマデック諸島(深さ約33km)
1986年10月20日 M7.7 ケルマデック諸島(深さ約29km)
2011年07月06日 M7.6 ケルマデック諸島(深さ約17km)
1955年02月27日 M7.5 ケルマデック諸島(深さ約15km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約200km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1987年02月17日にケルマデック諸島でM6.8の地震が約53kmの距離(深さ10km)で起きていた他、2005年05月16日にケルマデック諸島でM6.6の地震が約57kmの距離(深さ34km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約200km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは2006年05月16日に116kmの距離で発生したケルマデック諸島 M7.4(深さ152km)であった。(時刻は海外時間(UTC))。
 

大洋州とケルマデック諸島における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大洋州など方面別予測が現在528予測。またケルマデック諸島など震源地別予測が現在2,369予測となっている。

方面別予測において現在、計528予測中、Aクラスは29予測、Bクラスは105予測、Cクラスは394予測。このうち大洋州に対してはAクラス予測が16予測、Bクラス予測が30予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計2,369予測中、Aクラスが26予測、Bクラスが164予測、Cクラスが2,179予測となっており、このうちケルマデック諸島に対してはAクラスが0予測、Bクラスが4予測、Cクラスが42予測となっている。

通常時との比較では大洋州の現在の危険度は100%以上、ケルマデック諸島の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」ケルマデック諸島M6.0の類似12事例以降の発震傾向性

今回のケルマデック諸島M6.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた12件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

ケルマデック諸島を含む大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは12事例中6例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に大洋州で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、大洋州への繋がりはやや多いと言える。

大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

パプアニューギニア 12事例中4例
フィジー 12事例中3例
ケルマデック諸島 12事例中2例
マッコーリー島 12事例中1例
バヌアツ 12事例中1例
サンタクルーズ諸島 12事例中1例
ニュージーランド 12事例中1例

それ以外では中南米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが12事例中4例、アジアでは12事例中4例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中南米における繋がりは12事例中4例で平均発生頻度1に対し1.5と多い、アジアにおける繋がりは12事例中4例で平均発生頻度1に対し0.6で少ないという結果であった。

中南米及びアジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

チリ 12事例中2例
グアテマラ 12事例中1例
ペルー 12事例中1例
コロンビア 12事例中1例
メキシコ 12事例中1例
ニカラグア 12事例中1例
ブラジル 12事例中1例

日本 12事例中2例
インドネシア 12事例中2例
マリアナ諸島 12事例中1例
台湾 12事例中1例

また、今回のケルマデック諸島における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは12事例中2例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し0.7でやや少ないという結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1987年02月06日 M6.7・震度5 福島県沖
1996年02月17日 M6.8・震度4 福島県沖
 

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※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。