• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年12月12日福島県会津でM3.1・震度2、72日ぶり今年14回目の有感地震

福島県会津でM3.1・震度2、72日ぶり今年14回目の有感地震


 

気象庁によると2020年12月12日02:00に福島県会津でM3.1・震度2の地震が発生した。福島県会津で有感地震が記録されたのは72日ぶり。今年14回目となる有感地震であった。

 

福島県会津における今回の地震について

2020年12月12日02:00 M3.1・震度2 福島県会津(深さ約10km)

福島県会津で有感地震が観測されたのは2020年09月30日のM1.7・震度1以来72日ぶり。今回の震源からは約91km離れた場所で深さは8kmであった。その前は2020年07月29日のM3.1・震度2で、今回の震源から約13km離れた場所で深さは13kmであった。

今回の震源は福島県の北部で山形県との県境に近い位置であった。付近には会津盆地東縁断層帯の北端が走っており、30年以内にM7.7程度の地震が最大0.02%の確率で予測されている。

今回の震源付近では07月25日にM4.2・震度3の地震がほぼ同位置で起きており、深さも7kmと同程度であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震16事例のうち、その後1ヶ月以内に福島県会津を含む東北地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは16事例中7例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に東北地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.0に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、東北地方への繋がりは通常程度と言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の関東地方における繋がりは16事例中3例で平均発生頻度1に対し1.2と通常程度と言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

福島県会津と東北地方の最近の地震活動

福島県会津で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が22回であるのに対し2019年に福島県会津における1週間平均値は40回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

福島県会津を含む東北地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は942回で、2019年に東北地方で記録された地震数は1週間当たり790回であったので、東北地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては14回目。福島県会津では2019年に12回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計13回のうちM3.0未満だったのが8回、M3.0~3.9が4回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が0回となっている。

福島県会津における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
1996年12月04日 M5.5 震度3 福島県会津
1994年12月18日 M5.5 震度4 福島県会津
1986年03月25日 M5.1 震度2 福島県会津
1969年10月30日 M5.3 震度3 福島県会津
1956年06月29日 M5.3 震度4 福島県会津

福島県会津を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年11月07日の青森県東方沖M5.3・震度2が挙げられる。
 

福島県会津の過去の地震データ

1919年以降、福島県会津で発生してきた有感地震は566回でそのうちM5.0以上であったのが12回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1943年08月12日のM6.2・震度3で深さは26kmであった。

福島県会津において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1943年08月12日 M6.2 震度3 福島県会津
1994年12月18日 M5.5 震度4 福島県会津
1996年12月04日 M5.5 震度3 福島県会津
1943年08月12日 M5.4 震度2 福島県会津
1943年08月28日 M5.4 震度1 福島県会津

今回の震源から20km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった。
 

東北地方と福島県会津における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は東北地方など方面別予測が現在139予測。また福島県会津など震源地別予測が現在518予測となっている。

方面別予測において現在、計139予測中、Aクラスは6予測、Bクラスは20予測、Cクラスは113予測。このうち東北地方に対してはAクラス予測が2予測、Bクラス予測が5予測、Cクラス予測が4予測となっている。

また震源地予測では現在、計518予測中、Aクラスが8予測、Bクラスが45予測、Cクラスが465予測となっており、このうち福島県会津に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では東北地方の現在の危険度は100%以下、福島県会津の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」福島県会津M3.1の類似16事例以後の発震傾向性

今回の福島県会津M3.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた16件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

福島県会津を含む東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは16事例中7例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に東北地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.0に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、東北地方への繋がりは通常程度と言える。

東北地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

福島県沖 16事例中3例
三陸沖 16事例中3例
岩手県沖 16事例中3例
福島県浜通り 16事例中2例
宮城県沖 16事例中1例
福島県中通り 16事例中1例

また、関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが16事例中3例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の関東地方における繋がりは16事例中3例で平均発生頻度1に対し1.2と通常程度と言える。

関東地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

茨城県沖 16事例中2例
千葉県東方沖 16事例中2例
関東東方沖 16事例中1例
茨城県南部 16事例中1例
栃木県北部 16事例中1例
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。