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2020年12月13日山梨県東部・富士五湖で7ヶ月ぶり地震M4.0、宇都宮市で震度1

山梨県東部・富士五湖で7ヶ月ぶり地震M4.0、宇都宮市で震度1


 

気象庁によると2020年12月13日08:50に山梨県東部・富士五湖でM4.0・震度1の地震が発生した。山梨県東部・富士五湖で有感地震が記録されたのは208日ぶり。今年3回目となる有感地震であった。

 

山梨県東部・富士五湖における今回の地震について

2020年12月13日08:50 M4.0・震度1 山梨県東部・富士五湖(深さ約180km)

今回の地震は山梨県東部・富士五湖を震源とし、震度1を観測したのは栃木県宇都宮市と異常震域であった。

山梨県東部・富士五湖で有感地震が観測されたのは2020年05月19日のM2.6・震度1以来208日ぶり。今回の震源からは約17km離れた場所で深さは27kmであった。その前は2020年02月02日のM4.5・震度1で、今回の震源から約12km離れた場所で深さは181kmであった。

今回の震源は山梨県の笹子トンネル周辺であったとみられる。

山梨県東部・富士五湖で過去に深さ150km以上の有感地震は2回で、そのうちの1回は1978年09月07日のM3.4・震度1(深さ160km)で山梨県東北部で起きた地震であった。今回とは距離が離れていた。

もう1例は今回の震源に近く2002年02月02日のM4.5・震度1(深さ181km)。また今回の震源付近でそれ以外に発生していた過去の地震としては2020年07月25日の山梨県中・西部M4.0が挙げられる。

これら、今回の地震と似た過去の2例についてその後1ヶ月以内の発震傾向性を追跡すると、2例中2例で1ヶ月以内に茨城県沖でM6クラスの地震が起きていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震2事例のうち、その後1ヶ月以内に山梨県東部・富士五湖を含む中部地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

山梨県東部・富士五湖と中部地方の最近の地震活動

山梨県東部・富士五湖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が12回であるのに対し2019年に山梨県東部・富士五湖における1週間平均値は12回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

山梨県東部・富士五湖を含む中部地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は430回で、2019年に中部地方で記録された地震数は1週間当たり404回であったので、中部地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては3回目。山梨県東部・富士五湖では2019年に6回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計2回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が0回となっている。

山梨県東部・富士五湖における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2012年01月28日 M5.4 震度5弱 山梨県東部・富士五湖
1996年03月06日 M5.5 震度5 山梨県東部・富士五湖
1988年09月05日 M5.6 震度4 山梨県東部・富士五湖
1984年02月14日 M5.4 震度3 山梨県東部・富士五湖
1983年08月08日 M6.0 震度4 山梨県東部・富士五湖

山梨県東部・富士五湖を含む中部地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年11月18日の東海道南方沖M5.1・震度1が挙げられる。
 

山梨県東部・富士五湖の過去の地震データ

1919年以降、山梨県東部・富士五湖で発生してきた有感地震は382回でそのうちM5.0以上であったのが22回、M6.0以上が3回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1931年09月16日のM6.3・震度4で深さは4kmであった。

山梨県東部・富士五湖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1931年09月16日 M6.3 震度4 山梨県東部・富士五湖
1923年10月05日 M6.2 震度3 山梨県東部・富士五湖
1983年08月08日 M6.0 震度4 山梨県東部・富士五湖
1931年06月11日 M5.9 震度4 山梨県東部・富士五湖
1921年02月14日 M5.8 震度5 山梨県東部・富士五湖

また今回の震源から約30km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1923年09月01日に山梨県東部・富士五湖でM5.0・震度2の地震が約4kmの距離(深さ20km)で起きていた他、1923年09月01日に山梨県中・西部でM6.8・震度5の地震が約5kmの距離(深さ0km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約30km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1923年09月01日に約5kmの距離で発生した山梨県中・西部M6.8・震度5(深さ0km)であった。
 

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※画像は気象庁より。