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2017年07月22日八丈島東方沖でM4.5、前回の同位置地震後に起きた地震は


 
2017年7月22日の18:29に八丈島東方沖でM4.5・震度1の地震が発生した。同位置が揺れた前回の地震では、その後気になる場所で強い地震が起きていた。東京湾でM5を超える規模が記録されていたのである。

この地震では速報ベースでM6台と計測されたため強い地震の発生かと一時注目を集めていたが、地震の規模自体はそれほど大きくなかったと言える。

八丈島東方沖での有感地震としては2017年に入ってから今回が3回目、前回は5月6日の23:23であった。

八丈島東方沖はこれまでに500回以上の有感地震を観測するなど珍しい震源というわけではないが、今回の震源であった「北緯32.4度/東経140.2度」で起きていた有感地震の数はそれほど多くない。今回を除けば過去に2回あっただけであるが、その2回は近接した時期に発生していた。

1998年07月07日 M4.8 震度2 八丈島東方沖
1998年07月24日 M4.0 震度1 八丈島東方沖

しかも、震源の深さは今回が約100kmとされているのに対し、前者が125km、後者が112kmとこちらも近かったようだ。

では1998年7月に八丈島東方沖で続いた地震の後、日本国内ではどのような揺れが起きていたのだろうか。

これを調べてみると、M7を超える地震が1ヶ月以内に起きていたほか、東京湾を震源とするM5.3・震度4が発生していたことがわかった。

1998年08月20日 M7.1 震度3 小笠原諸島西方沖
1998年08月29日 M5.3 震度4 東京湾

小笠原諸島西方沖と言えば、2015年5月30日にM8.1という巨大地震を起こした震源として知られるが、この時も約1ヶ月前の2015年4月25日に八丈島東方沖でM5.0・震度2の地震があったと記録されている。

こうした点からは8月にかけて小笠原方面に注意すべきと言えるが、同時に1998年のケースでは東京湾でも震度4の揺れを観測していたという点が気になる。注目すべきは東京湾震源で強く揺れた2015年9月12日M5.3・震度5弱の場合にも、そのわずか8日前である2015年9月4日に八丈島東方沖でM4.8・震度2の地震が起きていたという点だろう。

東京湾から伊豆・小笠原の一帯での地震に注意する必要があるのだろうか。
 
※画像はUSGSより。