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2017年08月11日長野県北部で3連発、M5以上地震への懸念が再び高まるか


 
2017年8月11日の夕方、長野県北部で3回の有感地震が相次いだ。07月には専門家が長野県北部における強い地震への注意を喚起していただけに、当面の間警戒が必要であろう。

08月11日16:46 M3.9 震度3 長野県北部
08月11日16:48 M2.9 震度1 長野県北部
08月11日16:57 M2.8 震度1 長野県北部

長野県北部で有感地震を記録したのは8月6日のM2.8・震度2以来5日ぶりのことで、1日に3回以上の有感地震を観測したのは5月27日の7回以来であった。

この点からは珍しい地震とまでは言うことは出来ないが、2つの点において知っておきたい特徴がある。ひとつは今回の3回の震源位置「北緯36.8度/東経138.6度」の地点における地震が東日本大震災直後に頻発していた際の震源と一致していること。

東日本大震災当時、日本各地で地震が多発していたのは説明するまでもないが、長野県北部でも2011年3月12日から13日にかけて8回の震度4や12回の震度3など非常に多くの強い地震が発生していた。

その中で今回の震源である「北緯36.8度/東経138.6度」では3月13日のM4.0・震度4をはじめその後半年間で50回もの地震を記録していたのである。8月12日の夜には22:05に福島県沖M3.6、22:42に宮城県沖でM4.1が起きているが、東北地方太平洋側との関連が疑われる場所として留意しておく必要があるだろう。

また長野県北部については8月6日に今後強い地震が起きる可能性があると指摘していたが、この点からも直近の数日間を中心に改めて地震への警戒を高めておいたほうがよさそうだ。

これは7月に専門家がメディア上で長野県北部における強い地震の発生に警鐘を鳴らしていた際に提示していた条件に合致する状態になったのではないかとした内容であったが、5月下旬に地震が相次いだ長野県北部でM2.5からM4の地震が起きた場合、その半日から3日後にM5以上の地震に繋がるかもしれない、というもの。

8月6日のM2.8が該当していた場合、8月9日までにM5以上が発生するかもしれないという形での懸念であったが、8月11日に改めて3回の地震が連発していることを受けて、念のため注意したほうがよいと言える。
 
※画像はYahoo!天気・災害より。