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2017年09月10日浦河沖でM5.7・震度4が発生、最近の特徴は「同日中にM5以上・震度5弱」が起きやすい?

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9月10日の17:44に浦河沖でM5.7・震度4の地震が発生した(画像はUSGSより)。

日本国内で起きたM5.5以上の地震としては9月8日の小笠原諸島西方沖M6.1・震度3以来2日ぶりで、2017年になってからのM5.5以上としては今回が17回目に当たる。

また浦河沖では前日の9月9日17:51にもM3.8・震度1が起きていたこと、9月7日にもM4.0・震度2が起きており、2017年に同震源で発生した有感地震としては今回が10回目であることから、ここ数日地震が増加している状態と考えるべきだろう。

また位置的に東日本大震災で割れ残っていると見られる大震災の震源域南北のエリアからそれほど遠くないだけに、余震の影響も気になるところだが、2011年以降に浦河沖で記録されてきた地震の回数を見ると、2012年以降それほど大きな変化はないようだ。

2011年 76回
2012年 23回
2013年 17回
2014年 27回
2015年 22回
2016年 23回
2017年 10回(9月10日18時現在)

浦河沖のすぐ東側に位置する十勝沖では度々大地震が起きており、1952年にはM8.2、1968年にもM7.9、更に2003年にもM8.0といわゆる「十勝沖地震」が繰り返されているが、浦河沖それ自体でも2016年1月14日にM6.7・震度5弱を観測するなど強い地震が起き得る震源である。

上記の図は2011年以降、浦河沖周辺で起きたM5以上の地震のうち深さ50km以内(今回の地震の深さは約50km)の震源をマッピングしたもので、今回の地震が赤で示されている。

今回の地震周辺では5回記録されており、2016年1月14日のM6.7が北西方向の大きめの丸印であるが、これを除く4回においてある特徴が見られた。浦河沖でのM5以上と同日にM5以上の地震が起きていたのである。

2011年08月01日02:36 M5.4 震度4  浦河沖
2011年08月01日22:44 M5.7 震度4  岩手県沖
2011年08月01日22:48 M5.2 震度2  父島近海
2011年08月01日23:58 M6.1 震度5弱 駿河湾

2011年11月24日04:24 M6.0 震度4  福島県沖
2011年11月24日19:25 M6.1 震度5弱 浦河沖

2015年09月12日05:49 M5.3 震度5弱 東京湾
2015年09月12日22:38 M5.4 震度4  浦河沖

2016年09月26日14:13 M5.5 震度4  浦河沖
2016年09月26日14:20 M5.7 震度5弱 沖縄本島近海

5回中4回で浦河沖と前後して同日中にM5以上、しかもその全てにおいて「震度5弱」がどこかで起きるなど不気味だが、今回はまだ震度5弱以上もM5以上も起きていない。

また、東京湾M5.3震度5弱や駿河湾M6.1震度5弱が含まれている点も気になる所だが、さて今回はどうなるだろうか。
 



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