170928-004fukushimakenoki

2017年09月28日福島県沖M4.9・震度3、2016年のM7.4と同位置で


 
2017年9月28日の16:11に福島県沖でM4.9・震度3の地震が発生した。今回の地震は震源が2016年11月22日のM7.4と同位置であった点が目立っている。

福島県沖を震源とする有感地震としては9月21日のM4.2・震度1以来8日ぶりのことであり、9月に入ってから9回目の有感地震となる。非常に地震の多い震源であることから珍しいとは決して言えないが、今回の地震にはある特徴がみられる。

2016年11月22日の福島県沖M7.4・震度5弱と、深さこそ異なる(M7.4は約10km、今回は約40km)ものの、同緯度・同経度で発生していたのだ。

また福島県沖における前回の有感地震である9月21日のM4.2・震度1も同じ「北緯37.3度/141.6度」であり、2回続けてM7.4付近で地震が起きているということになる。

M7.4以降に発生してきた今回と同規模以上の地震をマッピングしてみると、M7.4の震源付近で地震が集中していることがわかる。水色が2016年11月22日のM7.4、重なっている赤点が今回のM4.9・震度3であるが、他にも幾つか白点が存在しているのを確認出来るだろう。

これらはいずれも2017年9月になってから記録された地震で、上の黄点は9月27日の岩手県沖M6.0・震度2を示している。

今回の地震がM7.4の付近で起きた余震の一環だったという見方も出来るが、9月に入ってからまるで東日本大震災の震源域を囲うように南側で地震が起きているという捉え方も出来そうだ。

東日本大震災の震源域における割れ残りが南北で最大余震に繋がる可能性が指摘されて久しいが、それ以外にも9月21日の三陸沖アウターライズM5.9(東側の大きな白点)が発生した際に指摘した通り、2012年と2013年に強いアウターライズ地震が発生したケースではその後複数回に渡って東北地方太平洋側で震度4以上の地震が発生していたというデータもあることから、一応注意しておいたほうが良いだろう。
 
※画像はUSGSより。