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2017年10月09日アラスカでM6.6、メキシコM8との関連や日本への波及は


 
2017年10月9日の日本時間07:34にアラスカでM6.6の地震が発生した。今回の震源付近では過去、アメリカ大陸側との強い地震とコンボ化していた事例があることから、09月08日のメキシコM8.1との関連が気になるところだろう。また日本への波及はあるのだろうか。

2017年に世界で起きたM6.5以上の地震としてはこれが26回目となるが、気になる点がある。上記はUSGSによる過去24時間に発生した主な地震を示しているが、太平洋プレートの北側、西側、南側でそれぞれ24時間以内に強い地震が起きているのである(いずれも日本時間)。

10月08日23:04 M6.1 トンガ(西側)
10月09日05:48 M6.3 バレニー諸島(南側)
10月09日07:34 M6.6 アラスカ(北側)

ここで9月8日にメキシコで発生していたM8.1の影響である可能性を考えてみよう。

今回アラスカで起きたM6.6は深さ約111kmと深かった。20世紀以降、付近で発生していたM6.5以上、深さ100km以上の地震を抽出してみると今回以外に3回が記録されている。

そして、これらの地震の前後にアメリカ大陸側で強い地震が起きていたケースをあわせて調べてみると、相関関係がないとは言えないのだ。

1906年04月18日 M7.9 サンフランシスコ地震
1906年08月17日 M8.3 アラスカ

1970年02月28日 M7.1 アラスカ
1970年05月31日 M7.7 ペルー北部

2014年04月01日 M8.2 チリ沿岸北部
2014年06月23日 M7.9 アラスカ

次にこれらの前後に日本でどのような地震が発生していたかを調べてみると、やはり前後M7を超える地震が起きていた。

1905年06月02日 M7.2 芸予地震
1905年07月07日 M7.1 福島県沖
1906年04月18日 M7.9 サンフランシスコ地震
1906年08月17日 M8.3 アラスカ

1970年02月28日 M7.1 アラスカ
1970年05月27日 M7.1 小笠原諸島西方沖
1970年05月31日 M7.7 ペルー北部

2014年04月01日 M8.2 チリ沿岸北部
2014年06月23日 M7.9 アラスカ
2014年07月12日 M7.0 福島県沖

1905年~06年のケースでは1年近くと長いスパンであることから関連は疑問だが、1970年や2014年のように短い期間で太平洋プレートの東側、北側、西側がそれぞれ揺れるケースがあるという点からは、遠からずM7を超える地震が日本で起き得ると考えた方が良さそうである。今回のメキシコM8.1が9月8日であったこと、1970年と2014年の事例がそれぞれ3ヶ月程度の期間であったことに当てはめると12月上旬までは注意、と言えるだろう。
 
※画像はUSGSより。