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2017年10月31日ニューカレドニアでM6.8が発生、付近での地震後に日本で見られた傾向は

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日本時間10月31日9:42にニューカレドニアでM6.8の地震が発生した。

2017年に世界で起きたM6.5以上の地震としては29回目で、10月24日のインドネシアM6.7以来1週間ぶりとなり、10月としては今回が3回目のM6.5以上ということになる。

今回の地震は太平洋プレートとインド・オーストラリアプレートの境界近くで発生したが、20世紀以降、付近で起きてきたM6.5以上・深さ30km未満(今回は16.7km)の震源をマッピングしたものが上記である(今回の地震はオレンジ色)。

これらのうち、プレート境界及びインド・オーストラリアプレート側で発生していた地震後に日本でどのような地震が起きていたか調べてみると、微妙なところだがいくつか傾向らしき点も見られた。

まず今回の震源付近でM6.5以上の地震が記録された場合、短期間の間に再度の強い地震が発生する可能性があること。1995年のように同じ日に2回であるケースや2003年のように翌日である場合など計6回の事例中、3回が現地で複数回M6.5以上が観測されていたことから、今回も数日以内に再びM6.5以上が襲う可能性を否定出来ない。

また現地でのM6.5以上から2ヶ月以内に起きていた日本国内の地震について見てみると、南海トラフに関係している可能性のある場所でM5以上が発生していたことがわかった。1940年や2011年のように2ヶ月近く経過してからという関連が不明な事例もあるものの、1947年のように数時間後に四国沖でM5.1が起きていたり2004年のように2日後に三重県南東沖でM5.4が記録されていたパターンもあることから、法則や傾向とまではいかないものの、多少は気にしておいたほうがよいかもしれない。

1940年09月20日 M6.5 -    ロイヤルティ諸島
1940年11月20日 M6.3 震度4  和歌山県北部

1947年11月09日 M6.6 -    ロイヤルティ諸島
1947年11月09日 M5.1 震度2  四国沖
1947年12月01日 M5.5 震度2  愛知県西部
1947年12月09日 M5.8 震度3  紀伊水道
1947年12月18日 M5.4 震度2  紀伊水道
1948年01月05日 M5.1 震度2  四国沖

1995年05月17日 M7.7 -    ロイヤルティ諸島
1995年05月17日 M6.5 -    ロイヤルティ諸島
1995年07月08日 M5.8 震度1  三重県南東沖

2003年12月26日 M6.5 -    ロイヤルティ諸島
2003年12月27日 M6.8 -    ロイヤルティ諸島
2004年01月04日 M7.1 -    ロイヤルティ諸島
2004年01月06日 M5.4 震度4  三重県南東沖

2010年12月25日 M7.3 -    バヌアツ
2011年01月14日 M7.0 -    ロイヤルティ諸島

2011年05月10日 M6.8 -    ロイヤルティ諸島
2011年07月05日 M5.4 震度5強 和歌山県北部
 

※画像はUSGSより。


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