2017年11月02日「地震雲」投稿が急増、前回10月上旬は翌日に「震度5弱」


 
2017年11月2日の午後から「地震雲」を含む発言がSNSで急増していたようだ。前回急増した10月05日には、その翌日に福島県沖でM5.9・震度5弱が発生していた。

Yahoo!リアルタイム検索で「地震雲」を含むコメント数グラフを見てみると、過去1ヶ月の間に10月5日に次ぐ規模であったことがわかる(下記のグラフ参照)。

「地震雲ではないか」とされる雲が実際に地震と関係しているかどうかについての科学的な因果関係は証明されていないが、「地震が起きるのでは」として広く認知されている概念であることから、検証のために記録している。

SNSに投稿されていた「地震雲」関連の画像を調べてみると、今回目立って多かったのは「竜巻形」の雲で、東京都や埼玉県といった関東地方や長野県などの中部地方で見られていたようだ。SNSであることから地域が定かではない書き込みも多く、これ以外の地域でも発生していた可能性も否定はできない。

では、「地震雲」が話題となった後に地震が起きていたケースはあるのだろうか。まず前回、10月5日の場合だが翌日、10月6日の23:56に福島県沖でM5.9・震度5弱が発生していた。

また過去には2016年10月21日の鳥取県中部M6.6・震度6弱の5日前に「地震雲」が話題になったり、2016年4月1日の三重県東方沖M6.1・震度4の2日前にも取り沙汰されたといった事例はあるものの、何も起きなかった場合や震度が小さかったなどのケースのほうが多いことから、被災地震への警戒を必要以上に高める必要があるとも思えない。

とは言え11月2日は「地震雲」の他にも「環天頂アーク」が話題になっていたことから、一応、全く気にしなくて良いと断じるのも少々不安が残るというところだろう。
 
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