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2017年11月6日北海道南西沖でM3.9、同位置事例では新潟県中越沖地震直前


 
2017年11月6日の13:35に北海道南西沖でM3.9・震度2の地震が発生した。だが、今回の震源位置で過去に地震が起きていたケースは少ないにも関わらず、新潟県中越沖地震の直前であったのだ。

北海道南西沖を震源とする地震としては8月11日のM3.3・震度1以来3ヶ月ぶり、2017年としては4回目の地震であり、それほど珍しいというわけではない。

しかし、過去700回以上観測されてきた北海道南西沖での有感地震を細かく見てみると、今回の震源「北緯41.8度/東経139.5度」で発生していた地震は1回のみ。そして、その1回が起きた直後に被災地震が起きていたと聞けば気になることだろう。

今回の震源は「北緯41.8度/東経139.5度・深さ約10km」であったが、同緯度・同経度で発生していたのは2007年7月10日のM3.5・震度1。この時、深さこそ20kmと記録されているが、ここからわずか6日後の2007年7月16日には、M6.8・最大震度6強で死者15名を出した新潟県中越沖地震が起きていたのである。

新潟県中越沖地震は断層のずれによると考えているため直接的な関連は定かではないものの、北海道南西沖と新潟県城中越沖が共にユーラシアプレートと北米プレートの境界からそれほど離れていない。

そのため北海道南西沖では1993年にはM7.8・震度5弱の北海道南西沖地震(死者・行方不明者230人)を引き起こしたこともあり、それ自体要注意な震源であることは間違いないが、わずか一例ではあるものの今回の震源が揺れていた唯一の事例が被災地震の直前であった点は知っておいた方が良いかもしれない。
 
※画像は気象庁より。