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2016年07月05日夜の朝鮮半島南部M4.9の地震で大騒ぎだった韓国国内の様子

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7月5日の夜、朝鮮半島南部でM4.9の地震が発生し日本では最大震度2を記録したが、この地震が韓国では騒ぎになっていたようだ。


地震発生後の様子を朝鮮日報が詳しく伝えている。それによると蔚山市南区の映画館では上映中にスクリーンの電気が消え、観客が緊急避難する騒ぎがあった他、釜山市では市民が非常階段から外に避難したという。

省庁の一つである国民安全処には約8,000件もの地震感知通報が寄せられるなど大騒ぎだったようだが、地震に慣れていない市民の日本とはかけ離れた現状がわかる。同紙に掲載されている市民の声は日本ではごく見慣れたそれである。

「窓枠がガタガタ揺れた」
「部屋の蛍光灯が揺れた」
「急にドアや窓がガタガタと揺れだした」

飲食店でテーブルの皿が揺れたため慌てて外に飛び出した所、別の飲食店からも驚いて出てきた人達でいっぱいだったとパニック寸前だったかの様子が描かれているが、それも仕方のないことなのかもしれない。

地震自体が珍しい上に、韓国国内で「震災による社会・経済的被害予測モデル」としてソウル中心部で強い地震が発生した場合の被害想定が発表されたばかりだからだ。

これには衝撃的な数字が並んでいる。もしソウル中心部のすぐ近くでM7の地震が起きた場合、死者の数は276万人に達し、国家予算の7倍以上の経済損失が見込まれるという。(過去記事参照)

今回の地震では震源から近い位置に古里原子力発電所があるという点も韓国国内では不安視の一因となっているようだ。この原発は1978年に運転を開始した韓国初の商用原子力発電所で、隣接する新古里原子力発電所と合わせて現在7つの発電設備が存在しているが、最も古い古里1号機は老朽化などから廃炉予定であるもののその時期は2017年6月とされている。

また、韓国国内からは今回の地震で日本の地震速報技術に改めて注目が集まっているようで、自国の体制の遅れをまざまざと感じたとして韓国政府への批判の声も複数見受けられている。
 


 



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