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宏観異常

2017年12月07日北海道内浦湾でザトウクジラが打上げ、11月末には北海道駒ヶ岳で火山性地震増加

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12月7日に北海道伊達市の浜辺に体長約6mのザトウクジラが打上げられていた、と北海道ニュースHUBが報じている。

内浦湾に面した浜辺で7日の朝に見つかったと言うが、内浦湾といえば2016年06月16日にM5.3・震度6弱の強い揺れを記録した震源であり、その後2016年10月上旬まで余震を繰り返して以降、既に1年以上有感地震が観測されていないだけに、今回のクジラ打上げによって周辺への関心が高まりそうだ。

クジラやイルカの打ち上げは科学的な根拠がないにも関わらず地震との関連が指摘される現象として知られているが、相関関係はともあれその後地震に繋がるケースが少なくない。

2011年のニュージーランド・クライストチャーチでのカンタベリー地震や東日本大震災のそれぞれ直前に大量打上げがあったことで広く知られるようになったが、2016年の熊本地震の際にも本震の6日前に長崎県でザトウクジラが打上げられていた。

勿論地震に繋がらなかったケースもあり、2016年11月に石川県でクジラが打上げられた際には付近における強い地震は発生しなかった。また2017年02月にニュージーランドで400頭、200頭とクジラ打上げが相次いだ際にも、2週間後にフィジー諸島でM6.9が起きてはいたもののニュージーランドからは多少離れていることから関連は不明である。

とは言え、被災地震ではなかったものの、2017年に国内で見られていた事例では数日以内に比較的強めの地震が記録されていたケースも存在している。

6月に宮崎県でクジラが7頭打上げられた10日後に豊後水道でM5.0・震度5強、10月に沖縄県でクジラ12頭が打ち上がると3日後に奄美大島近海でM5.6・震度3が起きていたのだ。

2016年にも9月に茨城県でクジラが打ち上がった4日後に千葉県東方沖でM5.0震度3、その6日後にも関東東方沖でM6.5・震度1といったパターンで地震に繋がっていた例があり、海外でも2016年7月にチリで70頭のクジラが打ち上がると4日後にチリでM6.1の地震が起きたこともあった。

今回は大量打上げというわけではないことからそれほど気にする必要はなかろうが、それでも不気味な点もある。11月26日に内浦湾そばの北海道駒ヶ岳で火山性地震が増加していた件である。11月13日にインドネシアのスマトラ島北部で12頭のクジラが座礁した際、その翌日にスマトラ島・シナブン山で火山性地震が増加し噴火が起きていたからである。

今回は地震だけでなく噴火という観点からも今後の推移に注意しておくべきだろう。
 


 

※画像はUHBより。
関連URL:【北海道ニュースUHB】浜辺 体長6メートル クジラ打ち上がる ザトウクジラか? 処分の方針 北海道伊達市


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