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2017年12月16日大阪湾で3年ぶり震度3、同位置のその後は遠州灘・日向灘も


 
2017年12月16日の05:57に大阪湾でM3.6・震度3の地震が発生した。今回の震源位置で地震が起きた際には、その後遠州灘や日向灘といった南海トラフと関連の深い場所が揺れたケースがあった。

大阪湾を震源とする有感地震としては1月27日のM3.3・震度1以来11ヶ月ぶりであり、2015年、2016年共に有感地震は1回ずつしか起きていなかったことから比較的珍しい震源での地震だったと言えるが、同震源における震度3以上としては2014年08月26日のM4.1以来3年4ヶ月ぶりであるため注目される。

大阪湾で記録されて来た有感地震は1927年以降、今回が113回目。言うまでもないが1995年01月17日の阪神淡路大震災(M7.3・震度7)の震源でもある。

今回の震源位置は「北緯34.4度/東経134.9度・深さ約10km」の地点であったが、この場所が揺れたのは今回を除き10回。いずれも2013年以降と最近になって動き始めた震源である。

この「北緯34.4度/東経134.9度・深さ約10km」において地震が起きた際、その後どのような地震に繋がっていたのか、特徴はあるのだろうか。

過去に10回記録していた今回の震源位置における地震だが、2014年のように短期間に連発していたケースがあることから、大きく分けると事例は3つである。

これらについてその後1ヶ月間に発生していたM5以上の地震を調べてみると、南海トラフと関連していそうな場所での強い地震に繋がっているケースが見られた。2013年11月には9日後に遠州灘でM5.7、2014年には大阪湾での群発期間中に日向灘でM6.1・震度4、また2013年4月の際には大阪湾における地震の直前、8分前に淡路島付近でM6.0・震度6弱。

大阪湾を震源とする地震は数少ないものの昭和東南海地震の10ヶ月前、1944年02月23日にも起きていたようだ。1995年の阪神淡路大震災前後から次の南海トラフ巨大地震に結びつく西日本での前兆地震が増加しているとの指摘もあることから、南海トラフに関連した場所での地震に留意したほうが良いかもしれない。

2013年04月13日 M6.0 震度6弱 淡路島付近(05:33)
2013年04月13日 M3.8 震度3  大阪湾(05:41)
2013年04月13日 M2.7 震度1  大阪湾(08:52)

2013年11月10日 M2.8 震度1  大阪湾
2013年11月19日 M5.7 震度2  遠州灘

2014年08月25日 M2.6 震度1  大阪湾
2014年08月25日 M3.3 震度2  大阪湾
2014年08月26日 M4.1 震度3  大阪湾
2014年08月26日 M3.0 震度1  大阪湾
2014年08月26日 M2.6 震度1  大阪湾
2016年08月30日 M2.8 震度1  大阪湾
2014年09月14日 M3.1 震度2  大阪湾
2014年08月29日 M6.1 震度4  日向灘
 
※画像は気象庁より。