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2017年12月17日山梨県東部・富士五湖M3.5の東京湾・大阪湾地震との共通点


 
2017年12月17日の08:48に山梨県東部・富士五湖でM3.5・震度2の地震が発生した。山梨県東部・富士五湖と最近有感地震が発生していた東京湾それに大阪湾には、ある共通点があった。

山梨県東部・富士五湖を震源とする地震としては11月01日のM2.7・震度1以来1.5ヶ月ぶりのことで、2017年に入ってから今回が9回目の有感地震となる。

同震源についてまず知っておきたいのは東日本大震災以降、明らかに地震発生回数が増加しているという点だ。2001~2010年に年平均3.3回だった有感地震発生回数が、2011~2017年には11.8回と急増しているのである。

2012年に33回と一時的に増加した影響はあるものの、2015年から2017年にも毎年9回ずつ有感地震を記録しており、東日本大震災以前より明らかに活発化している。

そして今回の震源位置である「北緯35.5度/東経139.0度・深さ約20km」の地点での地震がそれらの多くを占めているのだ。山梨県東部・富士五湖における有感地震のうち、今回の「北緯35.5度/東経139.0度・深さ20km」が初めて動いたのは2007年03月04日のM3.4・震度2。

それ以降、山梨県東部・富士五湖では105回の地震が観測されてきたが、105回中なんと74回がこの「北緯35.5度/東経139.0度・深さ20km」の地点における地震なのである。

この場所では2012年01月28日にM5.5・震度5弱を記録した実績もあることから強い地震が発生する可能性も否定は出来ないが、もうひとつ、気になる点がある。

12月15日に東京湾でM4.4・震度2の地震が起きた際の震源位置における過去の地震発生記録によると、初めて揺れたのは2005年09月であった。

そして12月16日に大阪湾でM3.6・震度3の地震が発生した祭の震源位置が最初に地震を引き起こしたのが2013年04月。今回の山梨県東部・富士五湖と同様、2000年代になってから活動を始めた場所という点で共通しているのである。

これらは新たな地震活動を示唆しているのだろうか。山梨県東部・富士五湖の今回の震源が初めて揺れた2007年の前年には伊豆半島東方沖でM5.8の地震が発生していたが、この時伊東市では震度6弱を観測したという記録もある。2018年01月の「伊豆大地震説」と合わせ、年末年始の動きを注視した方がよいだろう。
 
※画像は気象庁より。