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2017年12月20日八丈島東方沖でM5.0、同位置ではその後千葉茨城震度5も


 
2017年12月20日の02:52に八丈島東方沖でM5.0・震度1の地震が発生した。今回の震源位置で過去に発生していた事例では、その後千葉や茨城におけるM5以上の地震に繋がるケースが目立っている。

日本国内でM5以上の地震が観測されたのは12月16日の岩手県沖M5.4・震度4以来4日ぶりで、八丈島東方沖における有感地震としては11月16日のM6.2・震度3以来1ヶ月ぶり。

八丈島東方沖ではこれまで500回以上の有感地震が記録されてきたが、そのうちM6を超える規模だった回数は11回。

1972年2月のM7.0・震度5弱や同年12月のM7.2・震度6弱など大地震が発生した事例もあるが、11回のうち直近の2回が2017年11月09日と11月16日と最近であったこと、そしてM6以上としてはこれらが2009年以来8年ぶりという珍しさであったことが注目される。

今回M5.0ではあったものの、地震活動の活発化が継続している可能性があると捉えることも出来るだろう。

上記は11月01日以降これまでに周辺で発生している地震をマッピングした図で、オレンジ色が今回のM5.0を示しており、その隣の白色は11月20日のM4.7である。

南側に位置しているのが11月09日のM6.1、16日のM6.2はその西側で起きていた。従って今回の地震は11月に観測された2度のM6地震よりも北側で発生したということになる。

次に今回の震源位置を詳しく見てみよう。今回の震源位置は「北緯33.5度/東経141.2度・深さ約60km」とされており、過去の地震のうち同緯度・同経度で発生していた事例は4回存在している。

これらについて、その後1ヶ月の間にどのような地震に繋がっていたのか調べてみると、2週間前後経過した段階で茨城や千葉周辺でM5以上の地震が起きていたケースが目立っていることがわかった。

1972年03月05日 M4.6 震度1  八丈島東方沖

1982年03月11日 M4.9 震度2  八丈島東方沖
1982年03月27日 M5.6 震度2  千葉県南東沖

2000年05月19日 M4.4 震度1  八丈島東方沖
2000年06月03日 M6.1 震度5弱 千葉県東方沖

2005年07月10日 M4.2 震度1  八丈島東方沖
2005年07月23日 M5.7 震度5強 千葉県北西部
2005年07月28日 M5.1 震度4  茨城県南部

4回の事例のうち3回で約2週間後に千葉や茨城でのM5以上が発生しており、そのうち2回は震度5弱以上であったことから、関東地方では年末年始、強い揺れに注意したほうが良さそうだ。

尚、伊豆に対しては2018年01月に「伊豆半島またはその近海で大規模な地震が発生する可能性が高い」という予測が既に専門家から出されている。
 
※画像はUSGSより。