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宏観異常

2017年12月23日三重県でサンマが不漁、東日本大震災前や十勝沖地震の前後でも起きた現象

2018/02/13

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12月23日に中日新聞が三重県熊野市の漁港におけるサンマの不漁を伝えている。

これは「熊野サンマ、また漁獲ゼロ」として報じているもので、11月から12月初旬にかけて初水揚げされるサンマが12月22日現在確認されないままになっているという。

熊野では2008年度までは1,000トンを超えることが多かったサンマの水揚げがその後減少しており、昨季もゼロだったとして今後に不安を残しているが、サンマの不漁は12月中旬に北海道でも「記録的な不況」として報じられたばかりであることから(関連記事)、海の異変への注目が高まりそうだ。

サンマの不漁に関しては外国船による乱獲の影響もあるのではないか、といった指摘もなされていることから、はっきりとした原因は不明だが、気になる点もある。

東日本大震災の前年、2010年から2011年にかけて、東北地方でサンマが不漁だったことが当時の新聞からわかっているのだ。

また、12月中旬に北海道におけるサンマの不漁が伝えられた際に「48年ぶりの低水準だった」と紹介されていたが、約50年前と言えば1968年05月にM8.3の十勝沖地震、1969年08月にM7.8の色丹島沖地震、そして1973年にもM7.4の根室半島沖地震と北海道で大地震が続いていた時期である。

今回サンマが不漁だという三重県でも、昨季となる2017年01月に「水揚げがほぼゼロ」というニュースが流れた際、現地漁師の「約50年。ここまで取れなかったことはない」との声が紹介されていたが(関連記事)、約50年前と言えば1968年04月に日向灘でM7.5の日向灘地震が発生していた。

2017年02月に熊野灘におけるサンマの不漁について専門家の見解を掲載していた産経ニュースによると資源量減少や外国船による乱獲といった要因以外に「低温を好むサンマが水温が上がっている日本近海を南下せず、より沖合に移動している」可能性に触れていたが、今回の不漁は何をもたらすのだろうか。
 


 

関連URL:【中日新聞】熊野サンマ、まだ漁獲ゼロ 昨季も不漁、募る不安 【産経ニュース】三重沖の熊野灘からサンマが消えた…水揚げゼロ 水温上昇影響か、外国船の乱獲も要因?


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