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国内地震 地震予測 発生地震

2017年12月23日夜、茨城県の3震源で相次いで地震、2016年末の茨城県北部震度6弱の直前にも

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12月23日の夜、わずか3時間足らずの間に茨城県北部・茨城県南部それに茨城県沖と茨城県における3つの震源でそれぞれ有感地震が発生した。

12月23日19:11 M3.0 震度1 茨城県北部
12月23日21:02 M2.8 震度1 茨城県南部
12月23日21:54 M3.6 震度2 茨城県沖

これら3つの震源が短時間の間に相次いで揺れる際に、その後の地震発生には何らかの特徴は見られるのだろうか。

過去のデータを調べてみると、東日本大震災直後から2013年にかけての期間においてはかなりの数、3箇所の連動とも言える地震が発生していた。

当時は全国的に地震活動が非常に活発であったため2011年03月11日から2013年12月31日までのデータを除外して調査したところ、それでも複数回、似たようなケースが見つかった。

しかし今回のようにわずか数時間の間に茨城県北部・茨城県南部そして茨城県沖が立て続けに有感地震を引き起こしていたケースは多くない。そこで24時間以内に3箇所が揺れていた事例について見てみると、直後と言って良いタイミングで関東地方から東北地方の太平洋側における地震に繋がっていた場合が少なくないようであることがわかった。

1933年04月05日に茨城県北部・南部それに茨城県沖で地震が起きたケースでは4日後の04月09日に三陸沖でM6.6・震度3。但しこの時は前月の03月03日に昭和三陸地震(M8.1)が発生していたことから茨城における地震との関連は不明である。

ところがそれ以外にも1937年09月27~28日にかけての際には09月29日に茨城県南部でM5.3・震度4、また2017年02月25日~26日の事例でも02月28日に福島県沖でM5.6・震度5弱など数日以内に強い地震が起きていたケースが見られるのだ。

更に茨城県北部・南部・沖の3箇所の地震発生タイミングを「48時間以内」とした場合にはこの特徴がもっと顕著となる。

1930年05月29日~30日 → 06月01日 M6.5 震度5弱 茨城県北部
1955年04月25日~26日 → 05月01日 M6.1 震度2  三陸沖
1959年10月20日~21日 → 10月26日 M6.8 震度3  福島県沖
1982年07月22日~23日 → 07月23日 M7.0 震度4  茨城県沖
1990年05月28日~29日 → 06月01日 M6.0 震度4  千葉県東方沖
2016年12月26日~27日 → 12月28日 M6.3 震度6弱 茨城県北部
2017年07月12日~13日 → 07月20日 M5.6 震度4  福島県沖

2016年末に震度6弱を記録した茨城県北部での地震の直前にもこの3箇所が相次いで揺れていたことや、1982年のように茨城県沖でのM7.0が直後に起きていたことに照らせば、1~2日程度の間に「茨城県北部」「茨城県南部」「茨城県沖」で続けて地震が発生した場合にはその後関東地方から東北地方の太平洋側にかけての一帯における強い地震に要注意、と言えそうだ。
 


 

※画像は気象庁より。


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