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2018年01月17日阪神淡路大震災と同じ日に同じ大阪湾で有感地震が発生

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01月17日に大阪湾でM3.1・震度1の地震が発生した。

大阪湾で有感地震が発生したのは2017年12月22日のM3.2・震度2以来26日ぶりのことであることからそれほど珍しい地震ではなさそうだが、1927年から数えて今回がわずか116回目であったという点に照らせば、阪神淡路大震災と同じ01月17日に大阪湾で再び地震が発生したことの意味を考えてしまう、という人もいるかもしれない。

非科学的な話題から離れれば、今回の大阪湾M3.1で知っておきたいのはその約3時間前に同じ中央構造線近くで発生していた和歌山県北部M2.3・震度1という地震との関連に注目すべきであろう。

中央構造線付近では01月14日にも長野県南部でM2.8・震度1が起きていたが、2017年12月中旬から下旬にかけても10回前後の有感地震が相次いだ際に動向が関心を集めていた(関連記事)。

中央構造線断層帯における地震としては1596年に慶長伊予地震(M7.0)、慶長豊後地震(M7.8)、慶長伏見地震(M7.5)が9月1日からのわずか5日間の間に相次ぎ、これらが連動型地震だったのではないかとされているのが有名だが、2017年12月には地震調査研究推進本部が「我が国で最も活動的な活断層の一つ」として四国における地域評価を公表したばかりである。

それによると「結論として、四国地域において今後30 年以内にM6.8 以上の地震が発生する確率は、9-15%(中央値10%)となります」「M8もしくはそれ以上が想定される区間があり、一度そのような地震が発生すれば、地域内の広い範囲が強い揺れに見舞われる」「複数区間の同時活動を否定できない」などと指摘されており、南海トラフ巨大地震の前兆として西日本における内陸地震が増加する、という説に鑑みれば些細な動きにも着目したい場所と言えるだろう。

大阪では中央構造線以外にも留意しておくべき場所がある。上町断層帯である。2013年04月11日に放送されたNHKスペシャル「MEGAQUAKEIII 次の直下型地震はどこか」ではこのように紹介されていた。

「なかでも科学者たちは大阪平野を縦断する上町断層帯に警戒を強めている。上町断層帯は、震度7の地震を引き起こし4万人以上の死者が出る可能性があると指摘されている。(中略)上町断層帯の震源断層が明らかになった。巨大な震源断層は、地表に向かっていくつも枝分かれしており、今回見つかった活断層につながっていた。(中略)今回の調査により、従来の想定を超えた地震が発生する可能性があることが分かった。」

地震本部の30年地震発生確率によると上町断層帯ではM7.5程度の規模の地震が30年以内に2~3%の確率で発生するとされているが、平均活動間隔が8,000年程度であるのに対し最新の活動時期は約28,000年前~9,000年前と、いつ起きても不思議ではない段階であるのだ。

中央構造線付近での地震に上町断層帯の危険性、そして南海トラフ巨大地震。阪神淡路大震災と同じ01月17日に起きた大阪湾での有感地震は何かを示唆しているのだろうか。
 


 

※画像は気象庁より。
関連URL:【地震本部】中央構造線断層帯を中心とした四国地域の 活断層の長期評価~地域評価~を公表 【gooテレビ番組】MEGAQUAKEIII(1)次の直下地震はどこか


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