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国内地震 発生地震

2018年01月19日根室半島南東沖でM4.6が発生、同緯度・同経度では千島列島M8.1の直前にも地震

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01月19日の21:00に根室半島南東沖でM4.6・震度2の地震が発生した。

根室半島南東沖で有感地震が観測されたのは2017年12月24日のM3.8・震度1以来約3週間ぶりのことであり、同震源では1926年以降900回近く地震が記録されていること、また2017年だけで14回有感地震が起きていたことから、根室半島南東沖という震源における地震自体が珍しいわけではない。

しかし、今回の震源位置「北緯43.5度/東経146.4度」でこれまでに地震が発生していたのはわずか2回であり、今回の震源の深さ「約80km」に近い位置で地震が起きた際には、その後北海道においてM8を超える巨大地震が発生していたことがわかった。

今回の震源位置「北緯43.5度/東経146.4度」で過去に起きた2回の地震は1977年12月と2006年10月であった。このうち前者は深さが約30kmと浅かったことから今回の深さ約80kmとは食い違っているが、後者は深さ約60kmと今回の地震と類似した条件で発生していたと言える。

そして、この2006年10月21日の根室半島南東沖M4.2・震度2から約3週間後の2006年11月15日には、千島列島でM8.1という巨大地震が発生していたのだ。またそれ以外にも十勝地方南部や国後島付近でそれぞれ震度4、釧路沖で震度3など北海道方面で強い地震が相次いでいた。

2006年10月21日 M4.2 震度2 根室半島南東沖
2006年11月01日 M5.0 震度4 十勝地方南部
2006年11月15日 M8.1 震度2 千島列島
2006年11月22日 M5.5 震度4 国後島付近
2006年12月06日 M5.1 震度3 釧路沖
2006年12月08日 M6.2 震度1 千島列島
2006年12月09日 M6.0 震度2 オホーツク海南部

千島海溝沿いでM9クラスの超巨大地震が切迫している、と12月に地震調査委員会が発表したばかりであることには既に言及する必要はないだろうが(関連記事)、北海道では過去のデータからその後の強い地震に繋がるのではないかと思われる兆候が最近増加傾向にあるという印象は否めない。

2017年12月02日にM5.0・震度3の地震を引き起こした浦河沖では、同一震源における過去5回の地震のうち4回で北海道からロシア方面でのM7を超える強い地震に繋がっていた他(関連記事)、12月28日の日高地方西部M2.8・震度1のケースでも地震が少ない震源であるにも関わらず1973年の根室半島沖地震(M7.4)の1ヶ月前や1993年北海道南西沖地震(M7.8)の3ヶ月前、それに2003年の十勝沖地震(M8.0)の1ヶ月前、更には2008年の十勝沖M7.1の9日前にそれぞれ地震が発生していたためだ(関連記事)。

こうしたデータに加え今回新たにM8を超える地震の3週間前に同緯度・同経度で類似の震度での地震が起きていた根室半島南東沖が揺れたことで、北海道における強い地震への注意が一段と必要になった、と言って良いだろう。
 


 

※画像は気象庁より。


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