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2018年01月24日茨城県沖で3回の有感地震、北海道から東北M5以上に注意


 
2018年01月24日に茨城県沖で3回の有感地震が発生した。今回の震源が揺れた際には、その後北海道や東北における強い地震に注意する必要がありそうだ。

01月24日02:32 M4.3 震度3 茨城県沖
01月24日03:21 M3.2 震度1 茨城県沖
01月24日13:26 M4.1 震度2 茨城県沖

茨城県沖で有感地震が起きたのは01月07日のM4.3・震度2以来17日ぶりで、01月05日のM4.4・震度3を含め2018年としては今回の3回で早くも5回の有感地震が発生したということになる。

今回の3回の内、未明の2回は震源位置が「北緯36.3度/東経140.9度・深さ約40km」で午後のM4.1は「北緯36.6度/東経141.1度・深さ約30km」と異なる場所で起きていた。

まず02:32のM4.3と03:21のM3.2が観測された「北緯36.3度/東経140.9度・深さ約40km」では同緯度・同経度でこれまでに25回の地震が記録されており、深さまで一致していたのはそのうちの3回。これらについてその後の地震傾向を調べると、北海道方面との関連が疑われることがわかった。

2004年08月16日に茨城県沖の今回と同位置で地震が起きた際には翌日に十勝沖でM5.2・震度2とM5.0・震度2、約3週間後にも十勝地方南部でM5.2・震度3や千島列島でのM6.0・震度1が発生していたのである。

また2007年04月15日のM3.4・震度1の際にも4日後に胆振地方中東部でM5.5・震度4、12日後に十勝沖M5.5・震度4。更に2009年11月05日のケースでも3週間後に北海道東方沖でM5.8・震度3といずれも1ヶ月以内に北海道でM5以上を記録していた。

こうした点からはまず北海道方面に注意すべきであると言える。

次に13:26のM4.1が起きた「北緯36.6度/東経141.1度・深さ約30km」だが、こちらでは過去に44回の有感地震が記録されてきたが、東日本大震災前に発生していたのはそのうちのわずか4回。東日本大震災で地震活動が活発化した震源のひとつと言えそうだ。

東日本大震災前の4回は1951年、1979年、2010年が2回である。これらについてその後の地震を調べると、10日後に宮城県沖M5.2・震度3と6日後に岩手県沖M6.3・震度4といった具合である。

こうした事例からは10日以内に東北地方太平洋側でM5以上が発生する可能性が高いといえるが、01月24日の夜には既に青森県東方沖でM6.2・震度4の強い地震が記録されている。
 
※画像は気象庁より。