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2018年01月25日広島県南東部でM3.1・震度1、約1年5ヶ月ぶりの揺れ


 
2018年01月25日の09:09に広島県南東部でM3.1・震度1の地震が発生した。広島県南東部では有感地震があまり起きてこなかったが、今回の震源と同一の場所が揺れた事例ではその後どのような国内地震に繋がっていたのだろうか。

広島県南東部は有感地震が非常に少なく、1926年以降、約90年間で50回しか記録されていない。

今回の地震も2016年08月04日のM3.1・震度2以来およそ1年5ヶ月ぶりであり、その前も2年間、有感地震は発生していなかった。

今回の震源は安田断層と宇津戸断層の間に位置していたとみられるが、地震本部の30年地震発生確率によると宇津戸断層ではM6.7程度が、安田断層ではM6.0程度がそれぞれ見込まれるものの30年地震発生確率としてはどちらも「不明」とされている。

次に今回の震源位置「北緯34.6度/東経133.1度・深さ約20km」についてだが、過去の地震発生履歴において同緯度・同経度・同深度で発生していたのは2010年11月27日のM2.8・震度1の一回のみである。

この時、その後どのような地震が起きていたか調べてみると、小笠原方面における地震活動が極めて活発化していたことがわかった。

広島県南東部から3日後の2010年11月30日に小笠原諸島西方沖でM6.9、12月22日に父島近海でM7.4、12月23日に父島近海でM6.5、2011年01月10日にM6.1、1月13日に小笠原諸島西方沖で再びM6.6、といった具合である。

東日本大震災直前の時期でもあったことから、広島県南東部における有感地震が小笠原諸島方面の地震活動を活発化させた可能性はそれほど高くはないとみられるものの、念のために小笠原方面を注視しておいた方が良いだろう。既に01月24日には小笠原諸島西方沖でM4.9の地震が発生している。
 
※画像は気象庁より。