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2018年01月31日の夜、東京や大阪で相次ぎ「地鳴り」含む書き込みが急増


 
2018年01月31日の夜、東京それに大阪を中心とした関西地方で「地鳴り」を含む書き込みがSNS上で急増していた。最近の地鳴りと地震発生の関係は。

東京、関西で相次ぎ「地鳴り」書き込み

下記のグラフはYahoo!リアルタイム検索による「地鳴り」を含んだコメント数の推移で、左側が24時間の経過、右側が過去1ヶ月の経過をそれぞれ示している。

01月31日の19時過ぎから21時頃にかけて急増していたこと、また書き込みの規模が既に2,000件近くに達しており、過去1ヶ月でも最大の話題となっていることがわかる。

今回の「地鳴り」騒動ではまず19時前後に東京の23区における複数の地点で「地鳴り」が聞こえた、という指摘が出た後に大阪を中心とした関西地方でも20時前後に「地鳴り」が響いていたようだ。

しかし書き込み数は関西の方が圧倒的に多く、かなりの音で聞こえていたらしいことがわかる。

「地鳴り」の正体は今のところ判明しておらず、上空を旋回していた飛行機の音だったのではないかとの意見もある。確かに問題の時間帯、関西地方の上空には複数の飛行機が飛行していたことから、「地鳴り」であったかどうかはわからないが、一方で飛行機説に疑問を呈する声も少なくない。

その理由としては飛行機の音とは違った、という指摘が複数出ていること、音の種類としては「ゴォー」「ゴゴゴゴ」などと表現されているが「飛行機の音ではなかった」「飛行機の音とは大きさも長さも違う」といった違いに言及する声がある他、音が聞こえていた長さについても「1分以上」「数分間」中には「10分程度」といったコメントが見られており、今回の「地鳴り」を撮影した動画でも1分程度は鳴り続けていたようであるのだ。

空気の乾燥など大気の状況によって飛行機の音が響きやすかったのではないか、という主張も出ているが、頻繁に起こりうる環境であれば何故今回、ここまでの騒ぎになったのかという説明には十分でなく疑問は残る。

ちょうど01月31日の夜、皆既月食の始まりに近いタイミングで「地鳴り」騒動が起きたことも話題を加速させたという面もあるようだが、飛行機の音だったのかそれとも「地鳴り」であったのかは今のところわかっていない。
 
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最近の有感地震を伴わない「地鳴り」と地震発生の関係

地震の発生に伴う「地鳴り」コメントの急増は珍しくないが、揺れを伴わない「地鳴り」が話題になるケースはそれほど多くない。

最近では2017年10月08日に関東地方広域で「地鳴り」が話題となったが、この時は花火大会が行われていたが、4日後に福島県沖でM5.1の地震が発生していた。

今回、関西で「地鳴り」が話題になる約1時間前に東京で「地鳴り」が聞こえていたようだが、2017年03月に東京などで「地鳴り」が話題になった際にも5日後に福島県沖でM5.3・震度4という地震が起きており、実は今回も規模は小さいながら01月31日の22:26に福島県沖でM3.3・震度1が発生しているのだ。

今後数日以内に福島県沖でM5を超える地震が観測されれば、東京での地鳴り→福島県沖、のパターンに注目が集まりそうである。