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2018年02月06日和歌山県で熱帯魚が「2011年以来の大量漂着」


 
2018年01月下旬から02月上旬にかけて和歌山県白浜町の海岸に熱帯魚が大量に漂着していると現地紙が報じ注目を集めているようだ。

これは02月05日に紀伊民報が伝えているもので、それによると01月28日から02月04日の間に凍死した熱帯魚が多数漂着しており、今後も漂着は続くかもしれないという。

寒波の影響による海水温低下が原因と見られているが、この話題が関心を呼んでいるのは同様の現象が「2011年以来」とされているためのようだ。

東日本大震災前の異変と重なるのではないかと受け止められているためと見られるが、原因は寒波のためとされていることから、地震の前兆である可能性を現時点で肯定するわけにはいかない。

とは言え「2011年以来」の報道が不気味であるのは間違いない。また、魚の大量打ち上げは02月初めに青森県でもイワシが大量に打ち上げられたとしてニュースになったばかりであることから、暫く成り行きが見守られることになりそうだ。

今回、大量漂着が報じられた和歌山県からも三重県南東沖のすぐ隣に位置する東海道南方沖付近で強い地震が発生する可能性については最近シグナルが出ていた。12月上旬、三重県南東沖から東海道南方沖にかけての一帯で深発地震が複数回発生していたというもので、過去6回の類似事例のうち4回で、その後東海道南方沖や小笠原方面におけるM6以上が発生していたのだ。

1978年のケースでは約1.5ヶ月後に東海道南方沖でM7.2・震度4が、また2013年にも1.5ヶ月後に鳥島近海でM6.9が、更に2015年の際も約3ヶ月後に小笠原諸島西方沖でM8.1の巨大地震が起きていたことから、今回も2~3月辺りまでは気を抜くことは出来ない。

02月06日には小笠原諸島西方沖でM5.7が発生したばかりだが、伊豆・小笠原から南海トラフ方面にかけての一帯に対する注意という意味からは今回の和歌山県における魚の大量漂着は一応念頭に置いておきたいニュース、と言えるだろう。
 
関連URL:【紀伊民報】寒波で熱帯魚「凍死」 白浜に大量漂着