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2018年02月13日東北地方太平洋側・アウターライズでM5.3の地震が発生


 
2018年02月13日の05:05に三陸沖でM5.3の地震が発生した。今回の地震は震度1未満の無感地震であったが、アウターライズ地震であった。

震度1未満であったことから有感地震としては観測されていないが、いわゆるアウターライズ領域におけるM5を超える地震だったという点で注目される。

アウターライズ地震は揺れよりも津波に警戒する必要があるとして知られており、1896年の明治三陸地震(M8.5)の後に発生していたアウターライズ地震である1933年の昭和三陸地震(M8.1)では最大遡上高28mの津波が押し寄せ、約3,000人の犠牲者を出したとされている。

近い将来東日本大震災に対応するアウターライズ巨大地震が起きる可能性について以前から指摘されており、アウターライズ領域における地震活動に対しては注視しておく必要があるだろう。

東北地方におけるアウターライズ地震は2017年秋に頻発していた。

2017年09月21日三陸沖アウターライズでM5.9が発生、大震災後の類似地震に共通して見られた傾向は

2017年10月06日またアウターライズで地震今度は福島県沖でM6.0が発生、次は三陸沖の可能性?

2017年10月12日また東北でM5超え、強い地震とアウターライズ、周辺での揺れにまだ注意必要か

2017年10月29日東北地方で再びアウターライズ、更に北側への震源移動で知っておきたい点は

2017年11月13日またアウターライズで三陸沖M5.7、震源付近では過去にM6.9の強い地震起きたケースも

アウターライズでのM4.5以上の地震はこれら以来ぶりであるが、今回の地震は10月29日の震源にごく近い場所で発生したようだ。

前回、10月29日のアウターライズ地震後にはいくつか気になる地震も起きていた。2月11日にもM4.9が観測されたばかりの八丈島東方沖で2度M6超えしていた他、南北に当たる十勝沖や宮城県沖でそれぞれ震度4を観測していたからである。

2017年11月03日 M5.1 震度4 十勝沖
2017年11月09日 M6.1 震度1 八丈島東方沖
2017年11月11日 M4.9 震度4 宮城県沖
2017年11月16日 M6.2 震度3 八丈島東方沖
 
※画像はHi-netより。