2016年韓国で地震増加、M6.5の地震も「起こりうる」日本でも要注意か


 
韓国で2016年上半期に地震が増加しており、M6.5クラスの地震も起こりうるとして懸念が広がっていると報じられている。

それによると韓国では2016年上半期に過去平均より30%地震の回数が増加しているとして専門家も「マグニチュード6.5クラスの地震がいつでも起こりうる」との見解を示しているというが、7月5日の夜にはM4.9の地震が起きたばかりである。

この時は「窓枠が揺れた」「蛍光灯が揺れた」といった程度で大騒ぎしていた韓国人だったが、もし強い地震が発生した場合、人々が地震に慣れていないという点よりも更に深刻なのが緊急警報システムが機能しない可能性があるという点だ。

7月5日夜の地震は韓国国内で過去5番目の規模だったが、省庁のひとつである国民安全処が送信した緊急地震メールは地震発生からなんと18分後。しかも日付を間違えて「7月5日」とすべきところ「7月4日」になっていたというのだから人々の避難に役立つとは到底考えられず、さすがに批判が届いているようだ。

更に耐震建築も進んでいない韓国では強い地震が起きた場合の被害も甚大になる。7月初めに発表された報告書ではソウル近郊でM6.5の地震が発生した場合には31万5千人が亡くなり、日本円にして約115兆円の損害が出ると予測されており、これがM7.0だった場合には276万人が死亡し損害が国家予算(34兆5,000億円)の7倍以上に達すると予測されている。

日本にとっても他人事とは言えず、様々な面から韓国における「万一」に備えておく必要があるだろう。